アナーキー小池の反体制日記

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#1442 下品な事件

2014年04月27日 | 犯罪と防犯と審判
先日、例の生活保護費2億4千万円恐喝事件住民訴訟の2審判決がありましたが、負けず劣らずの下品な事件ってあるものです。

2ヶ月も前に、海辺で水死した50代の主婦がいました。
ところがなんと、浜辺に放たれた土佐犬が主婦を襲い、噛み付かれて海中に没し、水死したものだったそうです。
土佐犬の飼い主は目撃しながらなんら救済せず、2時間も後に「死体がある」と警察に通報したとのことです。
2ヶ月以上も逮捕されなかったのが不思議ですが、犯人の下品な心性(救済しなかったこと・土佐犬の口の周りの血痕を拭い去ったことなどの隠し通そうとしたことなど)に戦慄を覚えるのです。

もう1件は、何年か前に起こった若い自衛隊員の自殺についての民事訴訟で、自殺は上職によるいじめが原因と審判されたことです。
自殺後の自衛隊内部での調査でいじめの目撃等が多数あったのに、資料を紛失したと隠蔽を図ったことが審判で明らかにされました。
組織防衛のための隠蔽を、心ある自衛隊佐官が無いはずの資料を提出したことにより、真実が明らかになりました。
なお、この佐官は内部文書を無断で公表したとして処分の対象となったそうです。(世間の反応を見て防衛省は処分を見送りました)

このマチの事件も、組織の防衛を図ろうとしているのでしょうか?
いまだ市当局は、市に重大な過失・瑕疵(かし)は無かったとしていますが、2審で1億3千5百万円分の重大な過失・瑕疵があると審判を下されているのです。
誰が見ても重大な過失なのに、重大な過失なんて無かったと言い募るのは、自衛隊隊員自殺事件と同様、下品極まりないのです。

今回は、下品な事件の背比べでした。
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