アナーキー小池の反体制日記

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#74 続報 生活保護費恐喝事件

2007年12月22日 | マチの事件簿
#68,71,72に書いてます生活保護費恐喝事件の続編です。

今日の地域紙の報道によると、事件のことを相変わらず市理事者は知らなかったといいながら、先日の議会で「昨年10月頃に“おかしいぞ”と聞いたことがある」と少しずつ言い方が変わってきているのが認められます。

ボクは#68に書いてあるとおり、かなり早い段階にトップまで報告が上がっているはずだと思っているんですが、もうはや昨年の秋にまでさかのぼっちゃったのです。
最初は、今年の10月に事件を知ったと言っていたのが。
昨年の春までさかのぼるのは時間の問題です。
どうも、いさぎよくありません。

先日の市議会の質疑で昨年10月までさかのぼったのですが、驚いたのは福祉事務所長の答弁。
「うろ覚えではあるが、話はあった。」とのこと。
彼は最初から知っていたと話をしていたのではなかったのか。

ボクは、職員を責めるつもりは毛頭無いのです。(理事者は別です。)
しかし、福祉事務所長の言い方にはまるで理事者のようないやな臭いを感じます。
随分前、昨年3月にも支出しているのが判明して委員会で釈明を求められたとき、「私は隠すつもりは毛頭無いのだが事務方が・・・」と担当者に責任を押しつける様子がテレビに映っていました。
そして今回、昨年の10月ぐらいに初めて聞いて、それも“うろ覚えだ”と強弁するに至っては、仲間として守っていきたいと到底思えなくなりました。

このような所長には、事務所の課長以下は怒らなければなりません。
だって、責任をみな課長以下に押しつけているのが見え見えですもの。

課長以下は自分の身を守らなければなりません。

最悪のケースを想定してみます。
課長以下の職員が不作為(何もしなかったこと)により未必の故意に問われ、逮捕、起訴された場合。
(これは数日前、中央紙の地方版に可能性を書かれ、当局が躍起になって火消しをしていました。)
懲罰委員会に諮られ、懲戒免職になります。(起訴された場合、ほぼ自動的に懲戒免職になります。)
そして、住民から損害賠償請求訴訟を起こされ、責任の度合いに応じ賠償が求められます。
それは、一人数千万円単位となります。(もしかしたら1億円?)

最悪でないケースを想定してみます。
逮捕、起訴がされなかった場合です。
でも、この事件による市の信用の失墜は計り知れないほど大きなものがありますから、当然懲罰委員会に諮られます。
今年の春に停職3ヶ月の処分を受けた、まだ法制化される前の酒酔い運転同乗を問われた件も信用の失墜なんでしょうが、その事例を鑑みるとこのケースでは懲戒免職は免れえません。
また、刑事罰を受けないにしろ、損害を生じさせたことには変わらず、住民からの損害賠償請求訴訟が起こされた場合、支払いを命じられることは十分あり得ます。

関係する職員のみなさん。
もしこのブログをお読みでしたら、身に降りかかる火の粉は振り払わなければなりません。
昨年の何月何日に上司に判断を仰いだ、とはっきり言いましょう。
そうしないと、身の破滅を招きます。
組織を守ることより、正直に、全う(まっとう)に、生きることの方がよっぽど大事なことです。
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