アナーキー小池の反体制日記

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#4165 腰椎崩壊(6)

2022年08月01日 | ボクの健康

14年前の美唄労災病院の出来事の続きです。

画面では事前と事後の両面がありますので比較して言われてみれば「そうかな」ってわかるけど、その違いは微細で、素人目には到底判別できるものではありませんでした。

この時はまだIgG4関連疾患の病名は付いてなかったんだけど、外眼筋炎という名の眼の疾患で札幌の病院に通い、治療のためのプレドニンを処方されていたんです。この時の外眼筋炎は後に判明するIgG4関連疾患のまさに関連疾患だったのです。

この骨折のことも遠因の一つとなり、ボクは翌年58歳で早期退職しました。ただ、人事により派遣されたことは無関係なことを申し添えます。

・・・

2例目はボクの事ではなく、ボクの母のことです。滝川市立病院整形外科が係わっていますので思うところを記します。

ボクの母は昨年11月に93歳で死去しました。その6年前の2017年1月のことです。腰の痛みを訴え、滝川市立病院整形外科を受診しました。X線検査とMRI検査を行い診断結果は「脊椎に圧迫骨折の形跡が複数認められるが、みな古いものなので今回の痛みとは関係の無いものだと思われる。痛み止め薬と湿布をを処方する。」とのことでした。骨折でないことに安堵し、ボク位は母に「骨は大丈夫なんだから少し動いたほうがいいよ」なんて言葉をかけたもんです。

母はボクの言葉に力を得、痛みをこらえて手押し車を使いながら動くようになったんです。施設内で催される百歳体操にも積極的に参加するようになりました。でもとうとう忍耐の限界に来たのでしょう。ベットから立ち上がられなくなったんです。

母は当時87歳でしたがそれまで至って元気で、スーパーで買い物をしたり入居している施設内を自由に歩いていたんです。でもこの時の痛みは強烈だったんでしょう。ほとんど寝たきり状態になり、食事のため食堂へ行くのも億劫がるのです。

施設の職員も心配し、他の病院で診てもらったほうがいいよ、なんてアドバイスをくれます。ボクもそう思い、市内の民間病院の整形外科を受診したんです。滝川市立病院受診の3か月後の事でした。

そしてX線検査だけで疑問氷解です。12番胸骨が崩壊してぺっしゃんこになっている、とのこと。画像を示されましたが、1個の脊髄の厚みがなく、ボクは座布団のようだ、と感じるほどの様子でした。あの画像はX線だったんだけど、素人が診ても一目瞭然、潰れてるのが見て取れるのです。

ボクは後悔しました。圧迫骨折を起こしてたのに、動いたほうがいいよ、なんてそそのかして、次々と骨折が進んでいった事実を知ったのです。

続きます。

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