アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#124 信用失墜(求意見2)

2008年05月04日 | マチの事件簿
#114に、2.55事件に対する意見を求められ、仕方なく提出したと記しました。
(#114に提出内容が記載されています)

各人が出した意見は職場イントラに掲載されました。
ボクが寝ないで書いて提出した意見も掲載されました。
ばらばらに分解され、一部省略されて。

ここの組織はご丁寧に、設問を分けたがる傾向があります。
集計が容易であることが利点ではありますが、回答者の本意は全体を通してしか伝わりません。
そう思ってあえて設問にこだわらない回答の仕方をしたつもりなんですが、見事に分解されています。
職場の習慣は変わらないものです。

他の回答に面白いのがありました。

「天に唾する発言は、表でも裏でも今すぐに止める。」
「組織のトップの話を聞くこと、組織の目標に向かっていくこと、上司の命令に従うことが公務員の義務であることを認識させるべきである。」

すばらしい感性です。
せつなくなつかしい、戦前の香りがします。
まるで三島由紀夫の文章かと見紛(みまが)うほどです。
これからノーベル文学賞を目指して小説を書いたらどうでしょう。

このたび公開された意見をみますと、一昔前なら決してなかったであろう、職員の本音を語っているのが随分見受けられました。
以前は署名を求められる意見には、提灯(ちょうちん)文章しか出てこなかったものです。
当該事件がもたらした、唯一の正の部分かもしれません。

いろんな意見が出て、議論をして結論を得る。
これでいいんだと思います。
市民はボク達が思っているより、もっともっと多様な意見を持っています。

ボクはこれからも天(天って一体なんなんでしょう?天ノさんのこと?それとも天ペイさん?)に唾を吐きますし、ハナクソだって投げつけます。
そして、上司、理事者が非常識な判断をすることにより生じる信用の失墜を避けるため、命令に背くことも必要なときがあると思います。

コンプライアンスを遵守するため。
真にこのまちの信用を回復するために。
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