アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#423 サクラとナナカマド

2010年04月30日 | その他
ボクの住む家は南側に庭があって、その先はずっと休耕田で今は他の作物、ソバだとかムギを栽培している畑が広がっている見晴らしのいいところにあります。
その庭の隅に物置があります。
2年前の今頃、妻が「物置の後ろの木に花が咲いている」と言うんです。
物置の後ろに木が生えているのは知っていましたが、花は見たことがありません。

物置の裏に回って見ると、なんとサクラの木があり、花が咲いています。
その前の年、前の前の年も咲いていたのかもしれません。
木が小さいため、物置の陰で見えなかったのでしょう。
成長し、ようやく物置を上回る高さになり、花が見えるようになったのです。

物置の裏には、ボクがここに引っ越して来た時から大きなトドマツの木があります。
そのトドマツには、いろいろな鳥が羽を休めている姿が見られます。
時にはアカゲラやキジバトの姿も見られます。
その鳥達の残したフンから、サクラが芽吹いたのだと思います。(アカゲラのフンからは木が芽吹くことはありませんが)

それまで気が付かなかったけど、物置の後ろにはナナカマドやオンコの木も生えていました。
みんな鳥達が好んで食べる、木の実をつける木です。
自然の植生はこのように進むのでしょう。
日当たりのいいところでは、あっという間に林になってしまいます。

年毎にサクラは生長し、昨年は大いに花見を楽しめましたし今年はより以上のものでしょう。
今日は大荒れで朝にはあられが降って、地面が真っ白になったほど寒く風も強いのです。
寒い日が続いていますので、サクラの花はまだ咲きそうにありませんが、つぼみはほんの少しだけ赤みを帯びて少しだけ大きくなってきました。

ボクは日本人なんだけど、多くの日本人が好むほどサクラを好んではいません。
でも、このサクラのようにひっそりと奥ゆかしく咲くのは、好ましく思います。
山中の沢筋にひっそり咲くサクラのような。
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