アナーキー小池の反体制日記

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#1312 議会の役割(上)

2013年10月31日 | マチの事件簿
前回、市議会の悪口を書きました。
議会が話題になること事態、喜ばしく思わねばなりません。

議会の役割は、前に何度も記しているとおり、行政のチェック機能と、自ら法案(条例)を提案することです。
田舎の議会は、自ら条例を提案することなど出来ませんので、もっぱら市長が行おうとすることをチェックするのです。
ボクは議会制民主主義に否定的ですが、次善の方策として議会制を全否定するものでありません。(直接民主制が最善です)

”議会は何の役にもならない”との声をよく聞くのです。
そんなのを聞いた時、ボクは言って聞かせるのです。
「議会が無かったら市長は、今以上好き放題、やりたい放題するのです。」
そしたら”何の役にもならない”とおっしゃった方は、「3代前の市長は”好き放題やりたい放題”やっていた。やっぱ”何の役にもなっていない”」と仰せられます。
確かに、押しなべて質の悪い議員ばっかりだったら、”何の役にもならない”し、お金をドブに捨てるような存在なのです。
でも、押しなべて質の悪い議員を選んだのは市民です。
”ハズレ"の議員を選ばないよう、市民一人ひとりが熟慮のうえ、投票しなければなりません。

ボクがこのブログで7年前から訴えていた、社会福祉事業団の問題があります。
どうにか昨年末に改善されたようなのですが、改善されたのは市議会の存在があったからなのだ、と思います。
とても市行政では改善など望めません。
委員会議事録を読むと、市担当幹部職員が最後の最後まで、例の人物を擁護しているのです。
擁護どころか賞賛しているのですから、例の人物を職員にした前市長とおんなじなのです。
「他に替えがたい貴重な人材なのだ」と。

少なくとも、市議会は関連施設の無償譲渡に抵抗を示したのです。
議会が無ければ、早々に施設の無償譲渡がなされ、例の人物がいまだに権勢を保っていたに違いありません。
ほんの少しだけど、議会は存在感を示しました。

・・・
ボクは思っています。
もしボクが5年も10年も前から市議だったら、社会福祉事業団の件を、定例議会の通告質問で取り上げ、市の姿勢を追及したと思うのです。
そのことにより、まだまだ早い正常化が成されたはずと、確信するのです。10年は早く解決出来たと思います。
ずいぶん昔ですが、ある市議会会派が例の人物を質(ただ)そうとし、逆に脅されて泣いていたなんてことがあったのです。(個人でなく団体が、議場外でです)
そんな腰抜けの市会議員の姿を見るに、情けない思いをしたものです。

続きます。




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