3か月前の2021年3月29日に投稿した、#3707 旭医大学長へ“袖の下”事件の闇(3)の再掲です。再掲部がゴシック表示となっています。
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#3707旭医大学長へ“袖の下”事件の闇(3)
田舎の公立病院はいつも医師不足に喘(アヘ)いでいます。
首長や病院関係者が必死(ヒシ)こいて医師集めに奔走していることも知っています。
医局へ手土産をもってお願いに上がり、接待の会食をしていることも知っています。
確かに地方の公立病院にとって医師不足は深刻な問題なんです。
ただ、医師の数は限られていますし、その医師の中でも地方に勤務を希望する者なんてマレなんです。
結局、期限付きの出張医や研修医を派遣することでお茶を濁している現状です。
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総額7千万円の“袖の下”が明かされた滝川市と滝川市立病院の対応はお粗末でした。
旭医大トンデモ学長・吉田晃俊が明確に、前市長・田村弘に聞いてくれ、って言ってるのに、滝川市は当時の担当者がいない、として調査すらしようとしないのです。
このことはその市費の投入が、“袖の下”ないしはワイロである、ってことを認めたことに繋(つな)がります。
なにも後ろめたいことがないなら、正当性を訴えるため調べつくすのが当たり前です。
当時の市長も当時の担当者も生きているでしょう。
役人の習いとして、このような特殊なことは記録に残しているはずです。
大事なことは記録に残すように、と当時の市長はことあるごとに言っていたんですもの。
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市議会にも呆れ果ててます。
このような事態に陥った時に機能を発揮しなければならない滝川市議会の反応は、市や市立病院のお粗末さに輪をかけてお粗末でした。こんな時のために市議会ってあるんです。
この事件、多くの市民・道民から疑惑を抱かれているのは自明です。
こんな状況に置かれても、市議会でこの問題に触れた質問はゼロだったんです。
こんな市議会なら無いほうが良い、税金の無駄遣いだ、って思うのはボクだけではないようです。
今回も議会の談合(ダンゴ)屋が裏で動いて、行政と議会の調整を謀(はか)り、“袖の下”事件など無かったことにしよう、と画策したのでしょう。
こんなことでは滝川市の品性が損なわれることは明白なのに・・・
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滝川市議会って、議会を維持するのに年間1億3千万円要するのです。
吉田晃俊には14年間で7千万円ですが、市議会には1年間で1億3千万円も支払っているんです。
何ら機能を果たさない市議会の存在こそ、追及されるべきことなのかもしれません。
この問題、滝川市内では表向き音無し状態ですが、全道的にはけっこう話題になってるんです。
北海道には北海道民向けの月刊誌が複数刊行されています。
それぞれの月刊誌には吉田晃俊の旭医大での異常な言動があからさまに記されてるんだけど、必ずって言っていいほど滝川市の“袖の下”の件も載っているんです。
下心丸出しの醜(みにく)い所業として。
医師確保が市政運営の重要課題なことは多くの人が認識してます。
しかし、その解決策として医大学長に“袖の下”を配り続けるのは、お下劣に過ぎます。
まるで過去に、溜まった糞便を石狩川川底に排出装置を設置し、洪水時に排出させたお下劣な事件のコピーのように感じます。
続きます。
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2021年3月29日投稿の#3707 旭医大学長へ“袖の下”事件の闇(3)の再掲でした。この時の3月議会では触れられることが無かった旭医大学長へ“袖の下”事件ですが、このたびの6月議会では質問があったようなのです。市当局と議会の談合役を務める市議どもの工作が不発だったんでしょうか?