アナーキー小池の反体制日記

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#3873 ボクの老いの実相 ⑤ 歯(上)

2021年09月18日 | ボクの健康

80歳を超えてる人の多くは、総入れ歯なんです。昔は虫歯が悪化したり、歯槽膿漏になって歯がぐらついたら、すぐに抜いてしまったもんです。当面はブリッジでしのいでいたんだろうけど、残りの歯が少なくなると安易に総入れ歯、という選択をしてました。ヘタに少数の歯を残すより、総入れ歯にしたほうが本人も楽、との思い込みがあったのでしょう。

5,60年ほど前からでしょうか? そんな風潮が変わってきました。残せる歯は、出来る限り残そう、って運動が起こったのです。8020運動って言いましたっけ? 80歳になっても自分の歯を20本は保持しよう、ってのです。

普段の歯磨きなど、歯の手入れの仕方なども啓蒙されたもんです。歯科医師もなるべく抜かず、歯の延命のための治療を熱心にするようになりました。そんなのが功を奏し、ボクの年代はけっこう歯が残っているんです。

・・・

全体に脆弱なボクの身体ですが、歯については例に漏れて?わりと健全だったのです。親知らずを含めて全32本がありました。ただ親知らずのうち3本は抜いたので今残ってるのは29本です。

29本残ってるけど、うち1本は治療で半ブリッジになりましたが、ほかは部分的に詰め物などの治療はしているのが多いけど、まぁ健全なんだ、と思っていたんです。

1ヶ月に一度、定期検査兼 歯のメンテをしてもらっています。数年前に歯科医が言うのです。「歯の表面のエナメル質が剥(は)げてきている」って。その後も徐々にエナメル質が剥がれ落ちてしまったんでしょう。

歯は表面のエナメル質で防護されているんだけど、そのエナメル質が無くなると象牙質ってヤワな部分がむき出しになるんです。ボクの場合も前歯からその象牙質が削り取られる状態が続き、どんどん歯が細って来てるのです。

歯が細ると、人は歳老いて見えます。

続きます。

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