ベトナムの首都ハノイで一昨日行われた、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による2回目の米朝首脳会談は、非核化の具体的措置とその「見返り」で合意できず、事実上決裂しました。
合意に前のめりになっていたトランプですが、寸前に翻意したのです。
自身のロシア疑惑への懸念があったとか、合意することによるアメリカ世論の反発を考慮したとか、周辺は姦(かしま)しいのです。
アメリカ第一を掲げるトラ . . . 本文を読む
ツルの恩返し、ならぬ、アベの恩返しの続編です。
以前に記していますが、あのアベの祖父・岸信介は第2次世界大戦のA級戦犯として逮捕された輩(やから)です。
A級戦犯とは、戦争犯罪に関し“平和に対する罪”を犯した者とされます。
戦争そのものに積極的に係わった者が逮捕され、多くの者が銃殺刑にされたのです。
しかしA級戦犯として逮捕されたけど、アメリカと取引を行い、不起訴により釈放された卑怯者(ひき . . . 本文を読む
アメリカのトランプ大統領が、あのアベからノーベル平和賞に推薦された、と述べたのです。
あのアベはそのことについて否定しませんから、本当のことなんでしょう。
否定はしなかったけど、トランプの偉業?を称(たた)えていました。
ボクが思うに、トランプはノーベル平和賞から最も離れたところに位置する輩(やから)です。
トランプはINF廃棄条約を破棄し、イラン核合意からの離脱を表明しています。
世界中が何年 . . . 本文を読む
EUからの脱退を巡って、イギリスは大混乱です。
国民投票でEU脱退を決めたんだけど、それは僅差(きんさ)でした。
今でもEUに残ることを望むイギリス国民が大勢います。
そして、EU脱退に賛成したんだけど後に不利益の方が多いと悟って、再びの国民投票を求める人もいます。
頑迷な脱退支持者は、直(ただ)ちに脱退することを政府に求めます。
アイルランドと北アイルランドの国境も、他国と同様、即関所を設置す . . . 本文を読む
日本と韓国は、竹島問題、徴用工訴訟、従軍慰安婦問題などで、お互いが感情的になっています。
しかし、日本軍と韓国軍は良好な関係でした。
昨年12月21日、日本海で航空自衛隊の哨戒機が、韓国海軍の駆逐艦から火器管制レーダーを照射されたと報道されました。
日本政府は素早い反応でした。
レーダー照射は宣戦布告にに等しい、と言う御用軍事評論家が出るほど興奮しています。
そしてその時の映像を公開してしまった . . . 本文を読む
朝鮮半島が日本統治下にあった戦時中に日本本土の工場に動員された韓国人の元徴用工4人が、新日鉄住金(日本製鉄)に損害賠償を求めた訴訟の上告審で、韓国大法院(最高裁)は10月30日、個人の請求権を認めた控訴審判決を支持し、新日鉄住金の上告を退けました。
これにより、新日鉄住金に1人あたり1億ウォン(約1千万円)を支払うよう命じた判決が確定しました。
日本政府は、元徴用工の補償問題は1965年の日韓請 . . . 本文を読む
フリージャーナリストの安田純平氏が武装勢力から解放され、25日に帰国しました。
3年4ヶ月にわたる拘禁生活に耐えた、安田さんの解放に安堵しています。
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この件、いろんなイチャモンがあります。
「自己責任だ!」「自業自得だ!」など、きぃきぃ雑音が飛び交って姦(かしま)しいのです。
しかし、紛争地に赴くジャーナリストやカメラマンがいなければ、現地の状況の悲惨さは伝わることなく、暴虐は闇に閉ざさ . . . 本文を読む
ちょうど今、北朝鮮酋長とアメリカトップの談合が始まったようです。
大ニュースとして世界中が大騒ぎしていますが、ヘソ曲がりのボクは冷ややかなもんです。
なにせ談合を始める彼らの動機がイヤらしいのです。
キム酋長は自身と一族が暗殺されるのを避けるため、ですし、アメリカのトランプは秋の中間選挙で票を集めるのが目的、なのがミエミエなのです。
二人とも、世界の平和のため、なんてことはこれっぽっちも思って . . . 本文を読む
森友文書改竄(かいざん)を行った財務書の佐川宣寿らは不起訴です。
あれほどエゲツナイ行為なのに不起訴とは・・・検察も忖度(そんたく)が過ぎます。
検察が正義を蔑(ないがし)ろにするんですから、あとは検察審査会に期待するしかありません。
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北朝鮮問題です。
6月12日に米朝首脳会談が行われるのかどうか不透明ですが、北朝鮮の一番の願いは“体制保証”です。
この場合の体制保証とは、キム酋長(しゅ . . . 本文を読む
佐川?事件で世間が騒然としている中 陰に隠れてしまっているけど、10日ほど前 興味深い記事が載っていましたのお知らせします。
3月8日、アメリカを除く環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加11カ国が新協定に署名しました。
参加各国は早い段階での発効に向け国内手続きを本格化させる方向です。
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ボクはずいぶん昔からTPPに反対しています。
このマチの、北海道の、日本の農業を守るためにTPP . . . 本文を読む
シリアで騒乱が始まって7年が経過します。
アサド大統領の独裁政治打倒、から始まってISの参戦などいろんな経緯があるんだけど、今ではすっかりアメリとロシアの代理戦争です。
いつまでたっても終わりません。
アメリカ軍にもロシア軍にも、大量の武器が供給され続けているんです。
武器商人と呼ばれる邪悪な存在があります。
世界中の武器を作って売る会社、総じて軍需産業っていうんだけど、そのセールスマンが武器 . . . 本文を読む
ハリウッドをはじめヨーロッパ各国などで、芸能人が過去に受けたセクハラを告発しています。
セクハラをした卑劣な男たちは糾弾を受けて当然です。
社会的制裁を加えることにより、彼らの名誉が損なわれることは当然の報いです。
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ただね、世界中の芸能界では昔から女芸人が体を使ってのし上がって生きた、のは世間の常識なんです。
日本でも平安時代から存在したといわれる芸者、門付け芸人、傀儡(くぐつ)、猿回し . . . 本文を読む
一昨日は森友学園事件だけでなく、北朝鮮をめぐる動きにも大きな変化がありました。
トランプ米大統領が北朝鮮の金酋長(きんしゅうちょう)と5月までに会談する、と発表したのです。
実現すると、北朝鮮史上初の出来事です。
そのことについて、ヒョーロン家はいろいろ述べています。
ボクも、約束をすぐに破る北朝鮮王朝のことですから、安易な期待を持たないようにしています。
そして北朝鮮の人権蹂躙ぶりを聞くにつけ . . . 本文を読む
韓国の文大統領が苦境に陥っています。
彼は従軍慰安婦問題の日韓合意を白紙に戻す、として大統領になった人です。
なもんだから、日韓合意を素直に認めようとはしません。
従軍慰安婦問題は微妙なもんだから、韓国国内の事情が輻輳(ふくそう)しているのも理解できますが、国と国の約束を破ってはいけません。
アメリカのトランプは大統領就任直後にTPPからの脱退を行いました。(永久に、と念を押して)
パリ協定も離 . . . 本文を読む
昨年ノーベル平和賞を受賞したNGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の事務局長が来日しています。
あのアベに面談を要請しましたが、「日程の都合」を言い訳に会うことを断り、ヨーロッパへ逃避行です。
世界中で一番、核兵器廃絶に向き合わなければならない日本の首相がこの体たらくです。
菅カンボ―長官は15日の記者会見でこのことを聞かれると「日程の都合上だ。それ以上でもそれ以下でもない」と答えまし . . . 本文を読む