林の中の庭

まわりに唐松林が残る敷地で花や野菜を育てたり、
雪の日には家の中で何か作ったり・・・
そんな日々の生活日誌です。

すんき漬け 講習会

2015-11-26 00:14:36 | 山村の暮らし
のち

なんかいきなり 寒さがやってきて、北海道の雪のニュースに慄いてますが

こちらはまだ 雨です

まだ もう少し 手加減してもらいたいんですが どうなりますやら。。。




ところで先日 去年予約いっぱいで諦めた「すんき漬け講習会」に、

今年はタイミング良く申し込めたので appleさんと一緒に参加してきました


どんよりとした日が多い中 この日はスッキリ青空が見え、何かすると汗ばむような暖かい日でした


場所は ふるさと体験館きそふくしま



ここは 旧小学校跡地のようで、なかなかいい佇まいです。



で、すんき漬けは 最近中高年の健康ブームの中 知る人ぞ知る「塩分ゼロ 乳酸菌の漬けもの」で、 詳細はコチラ

木曽地域が生み出した 保存食です。




てなことで 生徒の年代層は ご想像通り(私達含む;) そして今年も盛況で 予約いっぱいのようです。


一応作り方の説明概略は聞きますが、地元のお母さん先生が ちゃっちゃと教えて下さいます

 
左)まずは「お菜洗い」(←信州独特の言い方;) 
  蕪のはっぱの付け根に いっぱい乳酸菌があるそうなので、そこをキレイに洗います。

  ※野沢菜漬ける時も同じなんですが ここでちゃんと洗えるように、株収穫後2~3日置いて茎をシナっとさせてあります。

右)そして先生曰く ひたすら刻む。。。 それがほぼ仕事の大半 なんだそうです    


 
で、60度のお湯と 種になる昨年のすんき漬けを用意して お湯にくぐらしては上げ 種すんきと交互に積んでいきます。

ここで 発泡スチロールの箱を利用するのは 乳酸菌発酵の為の温度をキープする為のようで、

難しいとされる「すんき漬け」を 素人にも簡単に出来るように考え出された 方法のようです。
 

 
そして お湯を多少足しながら ぎゅぎゅっと押して水分がひたひたになるようにして、なるべく空気を抜いて密閉して

すんき漬け 3キロ 仕込み完了です。

ちゃんと 色々教えていただきましたが おさらいの為に 地元出版の本も買ってきました



で、appleさんは 電車で参加の為 持ち帰りを考慮して すんき漬けのみ参加でしたが、

私は いつも自己流;赤カブ漬けがイマイチなので ちゃんと教えてもらうべく 続いて赤かぶ漬け講習会にも参加しました


とはいえ 同じ教室で、随時開始な感じだったので appleさんにも手伝ってもらっちゃいました

  
こちらは 5キロの仕込みで 丸漬けです。  要はすんき漬けで使った葉っぱじゃないところ。。 です。

食べる時 硬そうな所と 根っこを落として 大きなのは半分にして、そこに熱した甘酢をかけるだけでした


 

持ち帰って 10キロの重しをして水が上がるまで置き 水分が出たら重しを半分にしてしばし漬ける との事でした。

一仕事終わって お母さんたちがふるまってくれた『すんき汁』 むちゃくちゃおいしかったです




そんなこんなで 9時半スタートの講習会も 思いの他早く片付き、11時には終了。。。

  
お互い 朝が早かったので お昼食べに 蕎麦屋さんに行く事にしました

 
19号沿いの 木曽福島では有名な くるま屋さんで お蕎麦セット   うまかったっす



その後は 奈良井宿に寄って ウロウロして、ローカル駅の時刻表確認してから カフェ深山で一服



なんだかんだと喋ってたら あっというまに時間が来て それぞれの帰路に着きました







そして 24時間後

持ち帰ったすんき漬けの方を開けてみると ちゃ~んとすっぱい香りがして 葉っぱの色も変わって出来てました~



早速 夕食に すんき汁を作って食べましたが とっても美味しかったです

なんか 驚きの出来でしたわ~


ちょっとだけ 信州人を齧った気になりました




そうだ ウチの畑の「葉ばかりさん」の赤蕪使って 増産しようっと


コメント (4)
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