足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ナスダックが軟調・・・ソフトバンクに人気循環

2017-06-10 07:49:27 | 投資戦略
NY株は3日ぶりに壁に突き当たった。
NYダウ平均は上昇したが、これまでの相場の牽引役のナスダック指数が113ポイント安(-1.80%)と下落した。
アップル、フエィスブック、グーグルなど、これまで相場の人気株であったグループが久振りに大幅安。一部の投資家にはショックで、頭を冷やす時期に入ったのかもしれない。
相変わらずトランプ大統領の司法妨害問題が一部には気にする向きもあるが、いままでのところトランプ相場に決定的な打撃になるような気配は見られない。マスコミが騒ぐほど、投資家は大きな問題とはとらええていない。
この種の材料の市場への影響は大きくはなく銀行、エネルギーは上昇した。一方、急騰してきたバイオ、ハイテクが売られた。

.昨日の東京市場のハイライトはソフトバンク(9984)だ。売買代金が2位の任天堂(7974)の2倍に急増した。
先に設定した「10兆円」ファンドが米グーグルの持ち株会社アルファベットから、ロボット関連企業2社を買収するなど、積極的な活動を継続していることが材料になった。手元に豊かな成長の原資を抱えており、矢継ぎ早の成長戦略の展開は評価できる。日本の他の企業にはみられない離れ技である。
市場の人気株の柱に復帰するだろう。

(お知らせ)海外出張のため12日(月)~18日(日)の本ブログの執筆は休みます。


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