足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

任天堂の株価をどうみる

2017-07-03 06:47:32 | 投資戦略
任天堂(7974)はどこまで上がるのか?
この種の質問が多い。
本ブログでも任天堂についての記事の露出度が増えてきた。
連日、東京市場では売買代金の第1位を続け、先週も週間を通して連日トップであった。第2位は三菱UFJ,ソフトバンクが日替わりでいれ変わったが、任天堂は不動で、第2位の売買代金を大きく引き離している。前向きで対処している投資家には、この差別がきっぱりと2分できる。

外人投資家は代表的な長期投資を考えるグループだ。
それ以外は人気に引き付けられて売買を繰りかえあすグループ。
どちらのグループにとっても任天堂の売買で満足感を抱いてきたことはたしか。

第2四半期(4~6月)の日経平均は+5.9%であったが、任天堂は+45%も上がった。
任天堂に投資した向きと、背を向けたむきとのパフォーマンスの差は大きかった。

これからどうなるか。結論を先に出すと株価は4万円台に乗せる確率は大きい。
主力を握る外人投資家の間では内心は「5万円にはなる」という見方も多い。

少しの利益をとって 売買をくり返す向きには確たる目標もなく、そのときどきの人気で目標値が変化する。最近の株価の動きをみていると、参加者の投資心理の振幅は日々替わる。

確実にいえることは4万円台乗せの確度はきわめて高いということだ。
われわれの目指す目標はもっと異なった数字をもつが、迷う投資家のために短期の話にとどめておく。株価の25日線との乖離率は5.11%と10%を大きく下回った。




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