足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

感謝祭開けの世界株は好調

2017-11-25 07:23:00 | 投資戦略
感謝祭明けの世界の株価は上昇した。
ウォール街ではお祭り気分を引きずり、相場の立会いは午後1時で打ち切られ個人投資家はショッピングに繰り出した。
相場はバイオ、医薬品、製造業、ハイテク、コンピュータ、通信が高く、これまで人気の中心であった金融株は下落した。
目立ったのはアマゾン、ウォールマートなどの小売株である。これまでの人気のパターンが展開され、個人投資家のセンチメントが大きく改善されてきたことを実証した。
アジア、ヨーロッパ株も好調だ。アマゾンの時価総額は5715億ドル(64兆円)になった。アップル、グーグルの後を追いかける人気の勢いは2018年にも持ち越される。
個人投資家の買い物が集中した任天堂スイッチの人気が高く、クリスマス商戦に備えて準備された製品がこの日はよやく消費者に手元に届いた。任天堂の第3四半期の決算数字に顕在化し、年末相場の立役者になるだろう。
任天堂の株価も先行した東京市場で先取りした人気が、そのままNY市場にも移り急騰した。

ウォール街では新年に賭ける期待感が一段とたかまり、人気株の中心はFAANG(フェイスブック、アマゾン、アップル、ネットフレックス、グーグルの親会社アルファベット)が2018年の人気の立役者になるという見方が一段と高まった。
12月は米連銀の利上げを控えるが、ゴールドマン・サックスは強気相場は2018年、2019年とあと2年間は続くと強きだ。


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