足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

米国での注目株・・・トヨタ自が安全対策に採用

2014-09-05 06:11:11 | 株式

 NY株は小幅安。NYダウ平均は17000ドルの大台を死守したが、S&P5001997ポイントと2,000ポイント台を割れた。考えようによれば一気に上へいくより、ここは小休止して地固めをしたほうが先行きの上昇トレンドを確かなものにするには好ましい。相場の基調は不変である。

 金曜日には8月の雇用統計(228000人の予想)の発表があるが、これをみて連銀は金融政策転換の地ならしの方向に進む。

 いまひとつは来週9日のアップル(AAPL)の新製品の発表。iPhone6のほか、同社の今後の新製品の大きな柱になるウェアラブルPCの第1号のiWatchがデビユーする。PC進化の幕開けである。

 さて相場の方向性だが季節性からすると9月はよくない。古くからの相場のジンクスの「5月に売って10月に買い戻す」という投資タイミングの終幕期にある。

しかしことしは先行きには弱気は少なく、8月に一斉に「強気相場の終焉」をとなえた向きも矛先をおさめてしまっった 。

 

足元の相場展開をみていると東京市場の78月に展開されたような中小型株や新興市場の銘柄へ投機資金が流れている。

 われわれは84日に公開されたモービルアイ(MBLY/Mobileye)の注目を続けたい。今週の「トリトンスクエア通信」の注目株だ。昨日、発表された第2四半期の業績は予想を上回った。自動車の衝突回避・軽減装置で事故の対策の新装置、フロントウィンドウのカメラが危険を察知する。すでにヨーロッパ、米国で一部の車種への搭載が始まっているが、日本車は出遅れてきた。し昨日の日経新聞の夕刊にはトヨタが「米ほぼ全車種に搭載」という記事が出た。本格的な普及に向けての動きが始まる。今のところモービルアイが世界シエア80%を握り先行。携帯電話の第2のアップルとみる向きもある。8月のIPO価格$25で現在は$45.37。

 

100の目標値を出すアナリストが出てきた。われわれは米国株のポートフォリオにいれることにした。