足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ウォール街で小型株指数が史上最高値に接近・・・SUMCOの株価

2005-11-26 16:45:56 | 株式
米国のショッピング・シーズンが始まった。百貨店も専門店も開店時間を早朝6時に繰り上げた。それでも顧客が殺到し、用意した品物が1時間で売切れてしまうという光景が目立ったようだ。人気商品はプラズマTV,DVD,iPod、PCなどやはり電化製品がナンバー・ワンの人気。$79.99((9500)のDVDが瞬間蒸発。東芝製ノートPCは$379.99(45200円)の価格がつけられ大人気であった。小売店はこの日のために1年前から「どんな目玉商品を出すか」の秘策をねる。
圧倒的な人気は電化製品であった。
先にも本欄で書いたように今週デビューしたマイクロソフトのXboxも店頭から消えてしまった。このような人気をみていると米国の消費者のセンチメントは強く、金利の上昇、エネルギー価格の高騰も影響が出ていない。
週明けのニューヨーク株は高いだろう。ダウ、ナスダック、S&P500がそろって4年半振りの高値、小型株指数のラッセル2000は史上最高値にほぼ顔合わせである。日米とも久しぶりに強い年末相場が展開されそうである。問題はどの銘柄に投資するのが効率が良いかに絞られてきた。投資家は忙しくなる。

週末、シリコンウェハーの2大メーカーのSUMCO(3436)が公開後初めての決算発表をした(11月17日にIPO)。
第3四半期(2月~10月)までの決算であったが、達成率は売り上げ77%、経常利益80%で、おそらく2006年1月決算は増額修正されるだろう。「特に旺盛な300mmウェハーの需要増加に対応し、設備能力を増強するなど、積極的な経営を推し進めた」と発表資料にある。公開時に理論株価を6000円としたが、その目標が有効な株価の展開である。