足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

第2部銘柄の投資戦略

2005-08-28 22:20:24 | 株式
週末は売買単価が大きく下がった。水曜日・1166円、木曜日・1094円と1000円台であったのが、金曜日は762円に急低下である。
売買単価にも循環則がみられるが、物色の流れに変化が出のか?
今週は第2部の個別物色の戦略をとる。
東邦チタニウム(5727)に注目。8月9日の第1四半期の業績発表で早くも2006年3月期の見通しを増額した。売り上げ288億円から290億円、経常利益60億円から64億円。増額の幅は大した数字ではないにしても、わずか3ヵ月で増額するという現状に注目したい。私は2006年3月期の1株当たり利益を160円とみているのでPERは27倍。成長力からみると十分に買える。
金属チタンは航空機、石油ブラント、軍事用に需要の急増が続く。
住友チタニウム(5726)と比べるとここ1年間の株価のパフォーマンスに大きな開きが出てきた。
日経平均は5月17日の安値から+14.9%、第2部は+10.0%。この面からも第2部銘柄に注目するゆえんである。