マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

大阪・本町通りにある春日の石灯籠

2021年10月28日 08時51分12秒 | もっと遠くへ(大阪編)
えっ、こんな大都会に。

しかもメインストリートの御堂筋から本町通りに沿って少し東に歩いた所にポツンと建つ石灯籠である。

その右横にあるお店は老舗の和菓子屋さん。

昔ながら、と思える板看板に刻まれた文字は「千鳥饅頭」。

お店に入って伺う時間もないから帰宅後に調べた店舗は「菓匠 千鳥屋宗家」本店。

本社は兵庫県西宮市であるが、寛永七年(1630)、創業時の所在地は、佐賀県佐賀市。

カステラや丸ぼうろを製造販売する「松月堂」であった。

時代は移って昭和2年。

福岡県飯塚市に松月堂の支店として「千鳥屋」を開店し、千鳥饅頭を製造・販売。

昭和42年、兵庫県尼崎・塚口に千鳥屋本店を開設。

そして、昭和61年に「千鳥屋宗家」を設立し、大阪・中央区を本店とした。



創業した江戸時代から391年の変遷を歩んできた千鳥屋宗家。

参考にしたウキペデイアに、お店の左隣に建つ古い灯籠との関連性は書かれていない。

特徴ある形式をもつ灯籠に彫り物の鹿の姿がある。



奈良・春日大社を思い浮かべるが、ここに建つ歴史文化を記すものは見当たらなかった。

再訪する機会があれば、是非とも尋ねてみたい春日の石灯籠であった。

(R2. 2.12 SB805SH撮影)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。