マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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有馬の夜

2015年12月24日 08時25分10秒 | もっと遠くへ
この日の朝は格別の冷え込み。

田んぼに溜まった雨水は氷っていた。

前日も前々日も雪が舞う日だった。

それより数週間は春の訪れを予感するほど暖かい日だった。

スタッドレスタイヤはもう要らないと思ってノーマルタイヤに履き替えていた。

有馬温泉はどちらかといえば山間地。

雪が積もったら登ることもできない。

それが心配だった。

前日買っておいたおふくろのためのペーパーを車に積み込んで大阪・住之江に向かう。

午前中は仕事だった。

遅めの昼食を済ませて出発する。

第二阪奈道路・阪神高速道路を利用して走る。

着いた時間はジャスト15時。

住民が植えていたお花が開いていた。

白い花も咲いていた。

それは梅でもなくヒガンザクラ。

香はしない。

家族3人が向かう先は兵庫県神戸市北区の有馬温泉。

阪神高速道路を経て中国自動車道を爽快に走る。

途中で雪がちらついたが積もる雪ではない。

例年なら西宮ICで降りるがカーナビゲーションの指示は手前の西宮山口ICで降りよという。

そのほうが近いのかもしれない。

カーナビゲーションが伝える通りに走っていく。

指示されるままに走ったら有馬電鉄の有馬温泉駅に着いた。

便利な時代になったものだと感心する。

泊まるホテルで飲食する夜食の買い出しは通り過ぎていた。

有馬川沿いに戻って松栄橋を渡る。

すぐ近くにあるスーパーは万代。

2年前に来たときよりも駐車場が広くなっていた。

買い出しを済ませて宿泊するダイヤモンド有馬温泉ソサエティを目指す。

何度も来ているから迷わない。

着いた時間は17時半。

走行距離はおよそ100kmだ。

買い物時間を除けば1時間ぐらいで着く高速道路利用である。

夕暮れどきの有馬温泉。

夕陽が差し込む。

泊まり部屋の廊下の南に光が差し込んでいた。

突然思い立ってカメラを手にする。

非常口はガラス窓。

そこから見える有馬温泉の一部。

湯けむりがあがっていた。

向こうにある山影、雲間に隠れたに夕陽が落ちていく。

窓ガラスは黒い線が入っている。

レンズに触れないように撮ってみるが・・・。



けっこーな数のシャッターを押していたが思うような映像は得られない。

部屋に戻って落ち着く。

馴染みのお茶請けは有馬温泉名物銘菓。



金泉焼に黒豆煎餅餅だ。

酸っぱくない梅干しもいただいて一息つく。

ソサエティはゆったり寛げる温泉がある。

銀泉の温泉でひと風呂浴びてようやく夜の食事。



買いだした食べ物を広げてみる。

今回の食事は10貫のにぎり寿司(460円)、国産さば棒寿司(598円)、まぐろにぎり寿司(240円)、焼きさば棒寿司(398円)、釜ゆでするめいか(284円)、あんかけ茄子肉はさみ天ぷら(180円)、いんげん胡麻和え(189円)、具だくさんごった煮(298円)、台湾産びん長まぐろお造り(387円)、サラダ3点セット(379円)、白菜のお新香(127円)に京風だしまき。



ゴマゴボウ(146円)やアジのフライもある。



ついつい買ってしまった家族3人の夜食はちょっと多かったかな。

喉越しいい発泡酒ですっかり酔いかげん。

ごきげんな夜はこうして更けていった。

寝床についたのは夜11時前。

おふくろの携帯電話が鳴った。

こんな時間に誰が電話をするのか。

もしかとすれば・・・と思った。

かけてきたのはいとこのきみちゃん。

彼方のおばちゃんが亡くなったというのだ。

明日はお通夜で翌日はお葬式。

お通夜は無理だが葬式は出ると伝えて眠りにつく。

(H27. 3.11 EOS40D撮影)


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