すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

朝日山公園のため池

2021年09月14日 | 日記・エッセイ・コラム
 「ふざけんな~」岩沼市議会の一般質問中に大声で怒鳴っていました。
その際「あ~やっちゃった~、また懲罰か」なんて頭をよぎる。

※そもそも懲罰は議員同士のいざこざや議会に対することで発生するもので、執行部に対してはありえないが、過去にはそんなの「関係ね~」で懲罰にされていた。

 一般質問中に執行部からの答弁で「費用のわりに期待できないので、考えていません」などとはっきり言われたことでした。朝日山公園は岩沼駅から徒歩10分程度にあり、周りを住宅街に囲まれた緑豊かな自慢の公園です。

 とにかく朝から晩まで多くの人が利用し、コロナ禍の中、1.2㎞/1周ほどの周回コースに散歩する人は本当に多いです。菊地市長も良く利用していることを質問中述べていました。(9月22~24日ころから録画中継があります。よかったら見てください)

 大声で怒鳴った経緯は、公園内にある「荒井ため池」の水質改善で、国へ補助金の申請をしていました。国はため池の水質改善には消極的で補助金が下りることは「厳しい」状況とのことです。(コロナでお金がないから仕方がないか)

 そこで、水質改善策は期待できないから、ため池を貯水池に見立て防災の観点にしてはどうかと問いました。昨日の一般質問でも出た話ですが、公園の上流部は道路冠水や、住宅地区内に雨水が押し寄せる常襲地域があります。

 ため池は水位が浅く、堆積物で埋もれています。水位は近隣住宅街と同じくらいで、堆積物を撤去し水位を低くし大雨の際は、ポンプで雨水を組み入れ水害被害を軽減してはどうかと提言したら、先の答えが返ってきました。

 台風被害の常襲地域に対して「お金がかかるから何もしません」と聞こえた。普通なら嘘でも「検討します」と言うならともかく、市は国や県がやらないからやりません、というスタンスです。

 市の潤沢な財政であれば、多少の負担があっても守るべき市民の財産を優先すべきと考えます。それに対し「期待できないから、効果が薄いから」水害対策もしなければ公園の水質さえ何もしないとやる気のない答弁があった。

 「金と便所はたまるほど汚い」という言葉を思い出し、執行部が便所みたいに見えました。ふざけんなと怒鳴った後の議会はシーンとしていた。以前は執行部批判をしたらブーイングの嵐と懲罰の声が聞こえていたが、静寂の中一般質問は終わりました。

 市民は住宅街の水害被害を抑えることに、多少の支出は理解してくれるよ。

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