6月議会の最終日は、市長より出された議案の審議・採決がありました。その中に『和解について』の議案があった。岩沼市は平成28年から提訴していた裁判で、一審の地裁判決は勝訴になったが二審の高裁では「5400万円支払え」との和解案が出ています。
市は議会の承認を得て、7月末までに和解に応じる姿勢でした。私と田村議員は当初、この議案に賛成しようと考えていたのです。しかし、金額が大きいだけに高裁の和解案をそのまま応じるのではなく再考の余地を残してはどうかと考え質疑しました。
裁判が起きた原因は、市道の脇(側溝)にある金属製の蓋(グレーチング)を、トラック車が蹴り上げた状態になり事故が起きました。トラックは側溝を走らないのですが、前方の車を避けるためにジグザグ走行になったことで事故が発生しました。
この事故は稀な事故であり不可抗力とは思うが、この事故により燃料タンクが壊れ油漏れを起こしました。道路にバラ撒かれた油は、水路へと流出し清掃作業の費用が発生したのです。
道路に掛けてある保険金は、水路に流出したため保険適用にならなかったのです。清掃業者の請求は7,100万円と高額で、事故車が支払うのか、正式な依頼をしていない道路管理者(岩沼市)が支払うのか曖昧になり裁判となったみたいです。
5400万円もの税金を高裁から言われるまま支払うのもどうかと思い、質疑過程では市に再考の余地を残すよう質疑しました。田村議員は自身の裁判経験から、和解交渉を金額的に再検討すべきと反対しました。
私は今議会で市長の市政報告に「プロロジスパークの倉庫火災に伴う油流出事故への対応」を持ち出しました。市政報告には油の除去作業が6月12日に完了する予定と記載されていました。
プロロジスパークの火災は今年4月30日に発生し、5月5日に鎮火した大規模な火災でした。一週間もの間、燃え続けた大量の油の除去作業に一体どのくらいの費用が掛かるものなのか。検討してからでも和解に応じるのは遅くないと反対したが、採決は2対15で我々の反対は通らなかった。
5400万円の血税が、少しでも安くなるよう願うばかりです。
市は議会の承認を得て、7月末までに和解に応じる姿勢でした。私と田村議員は当初、この議案に賛成しようと考えていたのです。しかし、金額が大きいだけに高裁の和解案をそのまま応じるのではなく再考の余地を残してはどうかと考え質疑しました。
裁判が起きた原因は、市道の脇(側溝)にある金属製の蓋(グレーチング)を、トラック車が蹴り上げた状態になり事故が起きました。トラックは側溝を走らないのですが、前方の車を避けるためにジグザグ走行になったことで事故が発生しました。
この事故は稀な事故であり不可抗力とは思うが、この事故により燃料タンクが壊れ油漏れを起こしました。道路にバラ撒かれた油は、水路へと流出し清掃作業の費用が発生したのです。
道路に掛けてある保険金は、水路に流出したため保険適用にならなかったのです。清掃業者の請求は7,100万円と高額で、事故車が支払うのか、正式な依頼をしていない道路管理者(岩沼市)が支払うのか曖昧になり裁判となったみたいです。
5400万円もの税金を高裁から言われるまま支払うのもどうかと思い、質疑過程では市に再考の余地を残すよう質疑しました。田村議員は自身の裁判経験から、和解交渉を金額的に再検討すべきと反対しました。
私は今議会で市長の市政報告に「プロロジスパークの倉庫火災に伴う油流出事故への対応」を持ち出しました。市政報告には油の除去作業が6月12日に完了する予定と記載されていました。
プロロジスパークの火災は今年4月30日に発生し、5月5日に鎮火した大規模な火災でした。一週間もの間、燃え続けた大量の油の除去作業に一体どのくらいの費用が掛かるものなのか。検討してからでも和解に応じるのは遅くないと反対したが、採決は2対15で我々の反対は通らなかった。
5400万円の血税が、少しでも安くなるよう願うばかりです。