すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

不法投棄が新聞に記載

2010年12月07日 | ごみ問題

 国会議員の収入が新聞に掲載されています。ものすごいお金が国会議員には入るのです。政治資金の総収入額は2634億円(09年度)で昨年より4%増えています。

 とくに小沢氏は9億783万円もの収入があると記載されている。このお金はどこから入るのか、周回遅れには想像もつきません。(一政治家で9億円ですよ!)

 小沢氏の場合、昨年の衆議院選挙時に資金管理団体を通じ系列候補に4億円4900万円を支給したとありました。(なんか、ワイロみたいですね!)

 ある国会議員は5回のパーティ開催で1億9500万円集めたとありました。それにしてもどんなことをすれば9億円ものお金が入るのか??分かる方教えて下さい。

 ところで、今日の新聞には亘名のごみ焼却施設に関する記事も書いてあります。建設計画が大幅に遅れていると報じています。岩沼市が選定した水田から、不法投棄の建設廃材が発見されました。

 廃棄物から鉛やヒ素が検出され、その調査結果が来年の5月頃になるため計画が遅れています。しかも調査結果次第では、候補地を買わない場合もあります。

 そうなるともっと遅れますが、その場合に発生するリスクは多大です。理由として①今までに掛かった経費約一億円程度。 ②遅れる際に予想される既存設備の維持補修(焼却施設の延命補修)の経費は数億円になることも予想。 ③そして遅れることに掛かる国の申請費用などに数千万円(③の費用については内容で変わります)

 いずれにしても大変なことですが、このまま土地を購入すれば埋設されている処分費は数億円掛かるし、調査結果次第でヒ素を処分することになればまた数億円

 こんな事ではお金がいくらあっても足りません。どちらにしても前門の虎後門の狼状態なのです。この問題はここまで「ほったらかしにしたことが原因です」

 2市2町の4人の首長は問題先送りにしました。特に井口管理者です。管理者である岩沼市が問題の土地を候補地に選定したことが、そもそもの誤りだと思うのです。 

 我々組合議員は土地を買うか買わないかの選択を、議論すべきではありません。選定した土地が何ら問題なければここまで大きくならなかったと思うのです。

 焼却施設が将来にわたり維持費が安価に管理され、運転上安心して使用可能な施設を選択し、計画に反映することを議論すべきだと考えます。

 残念なことにそこまで議論が及んでいません。機種選定委員会が今週管理者会に機種を答申して最終的に決定しますが、我々に機種を示されるのは今月24日です。

 1日だけ開催される定例議会で決定されてしまう恐れがあります。あまりにも時間が無いという理由になったら、益々問題です。総事業費139億円の予定で、金額的にも苦しい状況です。政治資金が2634億円ですか?

 政治資金の総収入で19ヶ所の焼却施設が作れる。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続々、ごみ問題は重大

2010年10月23日 | ごみ問題

 再度、がめつ屋さんからコメントがありました。説明するにはかなりの内容がありますので、答えがわかりづらいと思います。質問されたことを中心に今日はブログを書きますが、脱線したらごめんなさい。

 質問内容が①砂を採取した軟弱地盤を建設予定地に選ばれたのか?

 この土地は昨日も書いたとおり、地元からの公募を基準に選定されています。H20に市役所が選定後に、4人の亘名議員(渡辺真多、後藤一利、布田一民、私)へ連絡がありました。

 その際は10箇所公募があった中、2箇所だけを対象にするのではなく、あと数カ所加えたらどうかと提案しました。しかし、決定が覆らず今回の2箇所が組合へ報告されています。

 玉浦地区の軟弱地盤はどこも同等で、大きな建物を建てるには岩盤までの基礎杭施工が必要です。若干の差異はあるものの建設費は全体で変らないと思いました。

 しかし、当初から土地価格については、相当安い価格を示された地区もりましたが、ライフライン費用が掛かるという理由でした。別な土地では名取市との境にあるため煙が飛んでいくといった、苦しい説明でボツになった土地もあります。

 ②地主は関係者と特別な関係にはないのか?

 この質問は詳しく調べられません。地主は全員の同意があり、公募していると思いますので、廃棄物の存在を知っていたと思います。つまり、知っていながら販売しようとした確信犯には違いない。

 ③最悪の場合仙台市?などにお願いしたときの負担増は?

 これは計算を私なりに算定したいと思います。かなり概算です。現在のごみ処理費は約14億円。それと比較し、ごみ収集費は(仙台市とした場合)20%アップし、8→10億円、焼却費用は年間45000tonですから3~5億円。ここまで13~5億円。

 そして問題の焼却灰7000tonの処理費です。環境重視であればton当たり7~9万円、そうでなくても遠いところが受け入れたとすれば、運搬費が含まれていますが5~6億円で18~21億円程度になると考えます。(仙台市で受け入れた場合です)

 岩沼市にかかる費用分担は5億円から7億円くらいになると考えます。これは1年間です。これが2~3年間とすると、また近隣の市が受け入れなかった場合は、またさらに数億円掛かることになります。

 ④第1候補地を撤回し別の場所を選定した場合の問題点

 工期が間違いなく遅れます。国の補助金を使いますから、H27年度までに遅れることは、再度基本計画をやり直し、少なくとも数年遅れる見通しとなると毎年の負担額や、これまでの経費はただになります。

 国の補助金を活用しなければ、約20~30億円の経費が自治体負担となりますので、かなり負担額は大きくなります。また数年間は負担増です。だから、2市2町のため重い責任を背負い

 管理者は柔軟な発想と、行動力が試されています。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続、ごみ問題は重大事

2010年10月22日 | ごみ問題

 がめつ屋様からコメントを頂きました。このことにお答えしたくブログを書きます。岩沼市はごみ処理行政で、2市2町と広域行政を組んでいます。岩沼市にはし尿処理場と最終処分場があります。また、旧焼却施設の跡地はリサイクルの施設に活用されています。

 そのほかは名取市と山元町にはごみ焼却場が稼働しており、亘理町には最終処分場があります。

 つまり、ごみ焼却場2箇所と最終処分場2箇所が、亘名で稼働しています。現状では名取市のごみ焼却施設が、老朽化で地元との合意もありH24年度頃までには休止することになっているのが現状です。

 また、最終処分場は亘理町がH24年度頃まで、岩沼市がH26年度頃までには満杯になるのが現状です。新しい最終処分場はH26年度まで建設しないと他所の自治体に持ち込んで処分しなければなりません。

 亘名管内のごみを処理する機関は「待ったなし状態」なのです。まだ使えるのが、山元町にある焼却場のみとなります。これで、危機感が無いのが異常な状態ではありませんか?

 基本計画なるものが亘名にはあり、国の補助金を活用して新しいごみ焼却場と最終処分場を建設することにしています。岩沼には焼却施設を、名取には最終処分場を建設することに合意していました。

 岩沼は焼却施設の土地を公募で募集し、市内の団体から10箇所の地区が名乗り出て、2箇所に絞られました。第1候補地区から廃棄物が出てきたのです。

 そのことが判明したのは地質調査を始めた今年の初めで、黒い油状のものが発見されました。コンクリート片やセメント混合物、そして木片が出てきたのです。鉛成分が微量ですが検出されたのです。

 事務方は宮城県に相談していましたが、その後問題のヒ素がその付近から出てきました。微量ではありますが、自然由来のものか廃棄物の影響か県から調査を命じられたのです。

 ここから話が進まなくなりました。管理者会(市・町長)は今後の行方を決定できなくなりました。そこで、亘名の議員は急遽全員協議会を開催し、管理者会に催促したのです。それが8月でした。

 管理者会は忙しいという理由だったみたいですが、忙しいなんて言ってられません。2市2町のため土・日だろうが、夜間だろうが、会議を開催すべきでした。そして、10月2日(土)に第3回目が開催されました。

 廃棄物を捨て方は判りませんが、廃棄後5年の時効が成立しています。廃棄者は水田から砂を採取することを、岩沼市農地法の規定で許可を得て、宮城県に許可申請しました。

 許可を取得したのはH4,6,4です。その後半年間で砂の採取と埋立をしていますが、岩沼市が判らなかったでは済まない問題と発展しそうです。しかし、時間がありません。

 街がごみだらけになる状況は避けたい。政治に任せられた解決方法は私達議員ではありません。執行権の持っている市長と町長なのです。そのためにも一致団結し、

 4人の市・町長で柔軟な発想と行動力が試される。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごみ問題は重大事です

2010年10月21日 | ごみ問題

 映画「13人の刺客」を見てきました。久しぶりのチャンバラ映画、最後に誰が生き残るか興味津々でしたが、茶番的なオチもあって楽しんできました。

 映画を見る前にストーリーをネットで検索し、おおよその見所とか裏話が情報で入っていることは良い面もあり、驚きや感動が半減することでもあります。

 「判らないことは幸せだね」とか「無知は良いね」なんて言われるが、しかし、判らないことは恐いことでもある。税金の使い道は是非知っていた方が良いです。

 岩沼市にごみ焼却施設が建設されることは、大方の市民がご存じのはずです。2市2町で構成する「亘名」は前にブログで紹介しています。(ブログ内右側のカテゴリー、ごみ問題ですぐに検索されます)

 現在、ごみ行政は大幅に遅れています。予定通りに進行するならば、今頃建設場所が確定し、機種も決定しているところです。それが、建設しようとした場所から大量の廃棄物が出てきました。

 ボーリング調査の結果、基準値を上回るヒ素も検出されました。元来、ヒ素は自然由来に起因することもありますが、廃棄物の近くで発見されたために宮城県から調査することが求められています。(経過の詳細を書けば長いので、後日書きます)

 大問題は機種が決定しておりません。分別したごみを燃やす方法が決まらない。その後、機種を決定してから環境アセスメントなる市場調査を実施して、市民にこれでよいか理解を求めるのです。

 例えば、ダイオキシン・窒素酸化物・硫黄酸化物・ばいじんなど、規制されている基準をどのくらい迄に自主規制するのかなどです。自主規制を最小値にするほど、将来に負担が掛かることになります。なぜなら、規制をきつくすることは設備が重装備になりますからお金が掛かる。維持するお金も掛かるからです。

 しかし、焼却施設の近隣には、規制値の基準で了とするか市民(特に岩沼)に理解を求めるのです。そこで私達議員がこの基準などで意見を述べるのですが、今回はその機会すら与えられないような状況です。

 なぜなら、時間がなくなりました。H27年度までに焼却施設が完成し、試運転後に山元にある焼却施設を解体します。その後ストックヤードなるものを建設するのです。このリミットがH27年度末なのです。

 岩沼市議会の9月議会では、亘名の管理者・副管理者(首長)に早くごみ問題を解決するよう「決議文」を送りました。これは岩沼だけの文書提出になりましたが、9月議会では一番の課題でもありました。

 土地購入に2市2町の税金が使われますから、廃棄物が埋め立てられた土地を購入することが果たして良いのか!また、問題がこじれればごみ行政に支障を来すことになります。私のボンクラ頭では解決できませんが、

 管理者は井口市長です。2市2町のため13人の刺客のように命を賭して、獅子奮迅のごとく頑張ってくれるでしょう。これを解決しないければごみがあふれ、予算上大幅な出費がかさむのです。 笑い事ではないのです。

 映画のシーンでは、いざ決戦となる直前に震えが止まらず、心臓の鼓動が早まっておりました。やらなければいけないことがすぐそこにあります。

 いまこそ市長に、柔軟な発想と行動力が試される。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続、亘名の首長はどう

2010年09月18日 | ごみ問題

 コメントを頂きました。亘名の首長が硬直化している状態で、私は何か行動を起こさないのか。難しいコメントですが、私なりにお答えをしたいと思います。これまでの経過を説明します。

 6月の議会前に亘理町、山元町の亘名関係議員の方と会い、実際に硬直化している打開策はないか呼びかけをしました。ただ、議員には色々考え方がありますので少人数での呼びかけにしました。

 名取市からも入って頂き4人で協議(7/10、勉強会)をしました。集まった自治体の情勢と今後の在り方を意思統一しましたが、話しはまとまりませんでした。一旦各議会に持ち帰り努力しましょうとなったのです。しかし、その後、

 亘名議会の安田議長と斎藤副議長が呼びかけし、亘名議会の全員協議会を8月17日(火)に開催することになりました。硬直化した管理者会に要望書を出すきっかけになったのです。

 首長さんの権力は相当なもので、一旦方針を表明すると我々議員で変えることなど困難な状態です。このような状況を変えようとした人がもう1人います。岩沼選出の亘名議員で監査役の渡辺真多(マサカズ)氏です。

 亘名議会からだけでなく2市2町の各自治体からも、早期解決に当たり要望書を出そうとしています。9月16日(木)の全員協議会で、亘名議会の経過を説明したのは大変有意義でした。

 岩沼市議会も議員運営委員会が後押しして頂いたことも関係しています。宍戸幸次委員長から全員協議会で、説明することの承諾を頂いたことも大きかったのです。会派を超えた議員に、地道に説明してきた成果でもありました。

 これだけではありません、私が何をしてしてきたかですよね。以前(7/14~)のブログで紹介しておりますが、これより前の6月議会でも一般質問で取り上げようとしました。

 実際質問しているのですが、岩沼の議会では他所の議会のことを質問するべきではないとの観点から制約の多い内容になりました(結果的に無意味でした)。これっておかしいのです。

 岩沼市から亘名に拠出している金額は、ごみ処理費用で年間4億5千万円にもなるのです。これに関し当時腹の虫が治まらなかったが、議長や議会事務局から制約を掛けられました。

 亘名議会は他所の議会だと判断され、岩沼市議会とは違うと言われたのです。反論しましたが、、、もっと出来なかったことに「周回遅れ」と言わざるを得ません。(反省!)

 岩沼市議会から要望書、そして他の市町からも同様の書類を提出することです。その上で管理者会が開催されますから、会議に傍聴できる体制を作っていくことが望ましいと考えています。 たぶん拒否されるでしょう。いや、

 2市2町の議会が一致団結し、要望できれば可能だ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする