その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

大王への謝罪

2014-08-25 20:12:41 | 暮らし

見えないのか 見ようとしないのか そこに事実はある (by 夢屋)

朝仕事の草刈を終え、『第1サティアン』で恒例のミーティングをしていると、お隣の『悦ちゃん』が「きゅうりとタコのマリネ」を持って来てくれました。このところ彼女は友人『ノロ君』に世話女房のごとくエサを運んで来てくれるのでありますが、彼女にしてみれば、息子『てっちゃん』のお嫁さんに隠れて吸う貰いタバコのお礼なのであります。最近のお姑さんもお嫁さんに気を使って大変なのでありますよ^^;

さて、昨夜「エンマコオロギ」に襲われたハクサイが気になって朝の巡回をすると、昨日の暑さでヘタっていたハクサイの葉が朝つゆに濡れて見事に立っている。植物体の水分の蒸散と補給によって、ヘタっては朝立ちするという繰り返しで成長していくのでしょう。(ある意味グレーゾーンの表現ではある^^;)日中の暑さでヘタるのも、植物の防御反応と言えなくもない…

暗視カメラ下で『エンマ大王』にハクサイが襲われた…昨夜はそんな風に感じたのでありますが、被害状況はさほどでもない。むしろ、植え痛みと暑さでヘタってしまい、元に戻らなくなった葉を彼女(お尻に立派な産卵管を持ってます^^;)はお掃除していただけなのかも知れません。無実の罪(食害したことは間違いありませんが)を着せたのであれば、『夢屋国王』は『エンマ大王』に謝罪しなければいけない。立件するためには、もう少し、状況証拠を積み上げる必要があるようです。

朝から食欲旺盛なのは、体長2mmにも満たないような「キスジミノハムシ」であります。虫除けに寒冷紗などをしても、その網目を通して食事にやって来る、招かざる客のひとりでもあります。

初秋を迎え、生息密度が低下しているから被害はこの程度で済んでいますが、キャベツにハクサイ、ダイコン、カブといったアブラナ科の作物の葉がボロボロになるほど食害されてしまうのであります。コヤツは、幼虫時代には植物の根も食害するらしく、極力無農薬栽培に近づけたいと思う『夢屋国王』でありますが、定植時の一回だけは殺虫剤(オルトラン)を施用しなければならないのが現状です。

ブロッコリー用の畝を立て、来春は腰を傷めないでも収穫できるイチゴの棚仕立てを考案し、設計図無しの『大八仕事』もこなす。そうそう、徳島の大学で教鞭を取る『ヒダカ大先生』から、先日の「マドガの交尾シーン」の画像にメールでコメントが寄せられました。「執拗なCopulatory Attemptですね!事業でシオカラトンボの生息地を探しているからよろしく…。」ですと、観察の丸投げをしたつもりが、生息地調査の丸投げ返しをされてしまいました。当分、『夢屋国王』は寝る暇がなさそうでありますよ^^;

追記)こちらでは、シオカラトンボは居ない…そう報告しようとしたら、今朝、草刈りの帰り道、軽トラックの前を悠々とシオカラトンボ♂が横切って行きました。偶然(見つけようとする目が、能動的に物を見つけ出そうとするのかもしれませんが…。)て恐ろしいものです。明日は、最後の夏休み…久しぶりに釣りに出かけます^^;


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