朝起きて草を刈り、夕方出稼ぎ先から帰って草を刈る。それでも草に負けそうな状態であります^^;
冷静に考えてみると、7aほどの休耕田を2年掛けて復田しもち米を栽培し、畑も昨年から見れば倍近い面積を耕作しているのだから、見回り切れなくて当然なのでありますが、兎にも角にも草の伸びがハンパない。昨年は、水田の中干し作業をして10日程でカンカンに干上がった田んぼも、一週間経っても乾く様子が無いのでありまして、雨が続いているせいだと納得するのであります。
「夏は日盛り 照る日の下で 伊達じゃ又ないぞえ 草むしり そうともな~♪ 暮れて涼風 ビールの手酌 肴又もぎたて きゅうりもみ そうともな~ そともな~♪」寮生時代に唄った「駒場小唄」など口ずさみながらやせ我慢をしてみるのでありますが、草むしりは遠慮して冷たいビールで今夜も乾杯と洒落込みたい。これが高畠町在住の農民詩人「星寛治先生」ならば、労働の汗を文学の世界にまで昇華させてしまうのでありましょうが、下世話な人間は、出来ることならば強制労働は遠慮したいのが本音であります^^;
オオフタオビドロバチです^^;
春先の低温で、ジャガイモの生育もいまひとつ。昨年は今頃掘り出していたはずでありますが…。一方、昨年、黒マルチの上で喘いでいたスイカは、敷き藁の効果もあって繁茂しております。しかし、これまた春先の低温の影響か、雌花が着かないと嘆いておりましたが、ここに来て一気に雌花が咲き出しました。ところが、こぶし大になった小玉スイカが片脇から割れていきます…雨のせいかなどと能天気なことを言っておりましたが、傷口を見て、ご近所さんの屋根をねぐらにしたカラスが、まだ甘くもならないスイカを片脇から突いているらしいことが分りました。昨年まで『夢屋農園』のスイカには眼もくれなかったカラスたちが突いてくれるのだから、遂にカラスにスイカとして認知して頂いたに違いない…これまた能天気に喜ぶ、おバカな『夢屋国王』であります。
とは言え、タダでカラスに食わせてやるほど人の良い『夢屋国王』ではありませんので、今朝、テグス(釣り糸)をスイカ畑に張ってみました。人の目にも見えないようなテグスを警戒するので、カラス除けには最適なのであります。これで、スイカは大丈夫^^;
次は、夏アスパラの収穫を…また、草が…アスパラの整枝作業もしなければいけない。この夏、挑戦しているニンジン畑は…草、草、草!
まぁ、その内何とかするさ…やせ我慢という言葉はあっても、でぶ我慢という言葉は無いのだから、痩せ気味の『夢屋国王』は我慢しなければいけない。梅雨明け前の蒸し暑さに茹だりながら、陽気を陽気に考える『夢屋国王』でありましたとさ^^;
でも、その後の一杯は最高?
夏の間は作物も雑草も生長がはやいんでしょうね。
禁酒の狛ちゃまに酒の話題ばかりでご免なさい
ちなみに雑草の多くはC1作物と言いまして、
カルビン回路(炭酸同化)の一部を一個飛ばして
デンプンを作るらしい。
一般作物はC2作物といって、C1植物に比べ成長が
遅いんです
ということは、雑草の方が伸びが速い
トウモロコシだけがC1作物だったような記憶が…
何だか怪しいウンチクです