その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

冬支度(風物詩)

2020-10-31 07:22:59 | 転職

まだ、ハクサイのストールで耐えてます^^;

最低気温も10℃を下回るようになり、高い山では雪の話題が上るようになりました。里に白い物がチラつくのはまだまだ先の話であります。雪国の風物詩である「雪囲い」作業を、私は文化の日以降の最初の日曜日からと決めているから、そろそろ準備を始めなければいけません。しかし、最近のお年寄りたちは気が早くてねぇ…早い人は10月中旬頃から始めておりますよ。(鼻水を垂らしながら、作業するのが嫌なんですと^^;)農場長は「小春日和」のぽかぽか陽気の日に椅子を引っ張り出して、コーヒーなんかすすりながら、枝振りを整えて作業すると決めている。(この節、冷たい雨が降ることの方が多く、いわゆる先送りをしているだけで、最後はみぞれ混じりの冷たい雨の中作業することになるのでありますけれどね^^;)
予約が入っている「山形青菜」の漬け込み作業もそんな冷たい雨の頃の作業であります。もうそろそろお届けできるサイズになっているのですが、早い時期に漬け込むと乳酸発酵が進み、酸っぱくなってしまうのでありますよ。かじかんだ手で漬け込んでも、そうそう家族は食べもしないのでありまして、「雪囲い」と同じ風物詩といったところでしょうか?「庭を造る。」ということが、一時期のステータスだったのかも知れませんが、植木に興味の無い『農場長』にしてみれば、亡き親父の残した「負の遺産」でしかないのでありまして、我が代で伐ってしまうことへの風当たりを気にしているだけであります。最後は、私の代で処分しようとは思っていますけれどね。


寒河江市「慈恩寺」の三重塔

先週拝観に行ってから、もう一週間経ってしまいました。一年間の時の長さの実感は「年齢分の一」の速さに感じる。と言われた方がいらっしゃったようですけれど、朝起きてブログを書いて、野菜を収穫して出荷してお昼。経理の事務作業をして、昼寝して、作物の維持管理をしているともう夕方であります。友人『ノロ社長』宅を訪問して、晩酌をして晩御飯を食べると眠っている。単調と言えば、まったく単調な日々の繰り返しでありますが、今朝はキジトラの『ごんぼ♂』が久し振りに洗い場にやって来ました。(虚弱な体格の彼ではあるけれど生きていた!)お隣の飼い猫赤トラの『クリーム♂』もキュウリハウスにやって来て、この辺りに睨みを効かせている『寅次郎♂』も雨の中、通路にうずくまっていたから、餌こそ与えていないけれど、『夢屋農園』は見ようによっては、ノラ猫多頭飼いの迷惑施設…さしずめ『農場長』は無責任な『多頭飼いの髭オヤジ』に見えなくもない。いや違う、猫たちは、当面の縄張りを確認するための『臨時村議会』を開いているに違いないのだ…。『シロ♀』は、冷たい雨の中でも『村議会』に出席しているようだが、政治に無関心な『でぶ九郎♂』はコタツの中で眠っている。学術会議会員の任命拒否よりも、彼らにしてみれば当面の冬場の凌ぎ方を協議、調整することの方が重要であるはずである。『寅次郎♂』は『ノロ社長宅』、『クリーム♂』はお隣さん。『シロ♀』と『でぶ九郎♂』は『第2サティアン』…残る『ごんぼ♂』と『ジーコさん♀』は、どこをネグラにしているのやら…植木の雪囲いより、こちらの冬支度が心配になってきましたよ(笑)


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