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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

一杯のかけそば

2020-04-15 03:02:52 | 転職

そう言えば、そんな話題もありました^^;

昭和という時代が平成に替わり、竹下内閣が消費税導入を決めた頃、『一杯のかけそば』という実話に基づくという童話が話題となりました。確か病院勤務だったオッカーが聞き付けて、話してくれた記憶がありますが、学生時代から貧乏しても食だけは惜しまない(美食という訳ではなく、栄養価を考えるという意味で)を信条に生きて来たから、何やら胡散臭い話として聞いていた記憶があります。お話のオチは、背中の子どもも立派に成人し、母子でかけそばを食べに来たというものだったから、母子が札幌の北海亭という蕎麦屋を訪れたのは昭和30年代ではないかと想像できる。例え時代が古く、店屋物が贅沢だったとしても子どもたちと「かけそば」を分け合ったりはしない。そのお金があるなら、何がしかの栄養価の高い夕食が作れたはずだから…。
新型コロナウイルスの影響で、長女『有季菜先生』は失業状態。オッカーがアルバイトで不在なら、米沢ラーメンの評判店を探索するところですが、不要不急の外出は控えましょうということで外食を避け、長男『ポン太郎君』と蕎麦でも食べようと安売り麺を買い込んだら、あらまぁお姉ちゃんも在宅なのねぇと、蕎麦不足…結局、蕎麦は『おやじぃ』の酒のつまみとなりました^^;
そんな訳で、「一杯のかけそば」というお話を思い出した次第であります。野菜は売るほどあるから、材料代は100円であります。


耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ…

『お百姓さん』をやっていると春先は何かと物入りで、種苗代や肥料費に結構なお金が掛かるのでありまして、それらを回収するには秋の精算まで待たなくてはいけません。今年は、春先から多少なりとも野菜が売れているので、何とか手持ち資金の中で遣り繰りしておりますが、田んぼの肥料をまとめ買い(農業資材店で5%引きセールについ^^;)したら、荷揚げのアルバイトで稼いだお金も消し飛んでしまいましたよ。パイプハウスの中で、コツコツと畝作りをする長男『ポン太郎君』には、農業は後から結果が付いてくると平気を装ってはおりますが、畑の土の中から出てきた「ケラ」を見て、お前は「ケラ」おいらは「オケラ」と誰も笑わないであろう独り言を言っております。
夕刻のニュースでは、千葉県勝浦市の花卉農家のニュースが…農家に休業補償はないと大言を吐いてはいるものの、春の結婚式シーズン用の花が売れないんですと。さらに昨年の台風19号の被害で、パイプハウスがほぼ全壊。ダブルパンチの被害でありますよ。我が農園は、日常買い回り品の野菜でありますから、そこそこには売れておりますが、このところの春先の強風に、パイプハウスのビニールが破れないかとヒヤヒヤもんの連続であります。何でこんな風になっちゃったのかなぁ…「結果は後から着いてくる。」そう信じてゴロ土と格闘する日々ではありますが…。


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