その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

儲け話ですが…「株」

2024-04-25 05:16:54 | 巡礼

ある種苗会社の「株」を買う^^;

気付けば今週末からゴールデンウィーク突入でありますなぁ…行楽地は大賑わい、そして、農家のお店も家庭菜園用の種子や苗を買うお客さんで賑わうに違いない。『公務員並みの休日と育てる歓び』を目標に掲げる我が農園でありますが、従業員は連休を満喫し、農場長は朝の出荷に田起こし作業と休める気配がありません。こんなことばかり言っているから「後継者」に恵まれなくなるのよ…連休の混雑を避け、ゆったりとした時の流れを感じながら過ごし、後からゆっくりと休暇を楽しむのである。(ちなみに、我が祖母は「後からバケモノは見たためしがない。」と言っていた^^;)
そうそう、桜も散って、田んぼに水が入れば作業本番…春先の「種苗費」もバカにならない。大体、現金回収できるのが随分、後からになりますから。作物が無事に育って、お金に換わるまで資金繰りは上手に回さなければいけないのだけれど、今年は遂に資金ショート…8月には年金が出るだろうから、何とかあと4ヶ月を乗り切る必要があります。「甘くて、肌がツヤツヤのトマト」が謳い文句のミニトマトの苗は、普及しているミニトマトの苗代金より200円ほどお高い値段設定になっている。『助平オヤジ』は、この「甘~い」とか「艶々」という文字に弱いのよ。「その話乗った!」即決で『おやじぃ』は、赤と黄色の「株」を1本ずつ買った。(何とセコいことよ^^;)そんなもん、『利殖』すれば何倍にも増やせるべぇ…ということで、成長した脇芽をカットして、挿し木して、今じゃ5倍に増えとるよ。この調子なら何倍まで増えるか分からない…ところでさぁ、そんなに増やしてどこに植えるのよ?資産価値のない土地なら腐る(実際には腐らない^^;)ほどあるじゃないかぁ…ってね(笑)


ようやく、二つ目のハウスが埋まった^^;

さて、1年半の完全休養から脱して、『おやじぃ』は働くこと、働くこと…こうして急にピッチを上げてしまうから、夏場まで持たないのである。これでも「昼寝」を入れながらセーブして働いております。作業の手間だけで、大したお金に換わらないけれど、秋の抑制きゅうりを植えこむまでは空けておくのも無駄であるから、今年は葉物の回転率を試しております。もう一回転のホウレンソウを残して、ほぼ埋まっております。しかし、現場監督の同居猫『シロ♀』が目を光らせている。『おやじぃ』の植え方が甘いと、踏んずけてくれるんだわ…一種の『イジメ』である(笑)
はてさて、基礎年金の支払い月額が今年度より460円ほど増額し、16,980円になったようである。最低賃金で働いている(働かされている)長男『ポン太郎くん』の給与では、結構な負担額でありますが、恐らく60歳(これからは65歳まで延長されるかなぁ…)まで納め続けても年額で80万円程度の受給額であろう…これでは年金で生活できる訳もなく、自営業者は一生働くことが出来る、後継者が出来るという『制度設計』なのではなかろうかと考えてしまう。ヨシッ!我が農園の標語を変更しよう…『公務員並みの給与と育てる歓びを』…なんたって、『おやじぃ』なんか、「1株」から何十倍に増やそうという算段なのだから、出来ないはずがない…ただ、販売単価が安いだけである。ということで、今朝も菜っ葉の「株」を摘みに行くことにする(笑)

コメント
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