本葉4枚程度なら植え痛みも少なそう^^;
「わらびはセメろ!(イジメろ)」と前オーナーに教えられたのだけれど、1年間放置(放棄)したのが良かったのか、雪解けの頃の肥料が効いたのか、今年は太くて良い「わらび」が出ております。値段設定を下げているので、今年は売残り無し!隣町の安売り店でさえ、100g単価180円とのことだから、『おやじぃわらび』の単価は75円と安すぎるのかも知れない。しかし、小売店の掛値や市場手数料を考えると手取り分はそんなに変わらないのかも知れない。以前は、取れ過ぎた分は「塩蔵」にして、冬場に売るという手もあったのかも知れないけれど、食品衛生法の改正で設備基準を満たし、届けなければ「塩蔵品」すら売れなくなってしまったのだから、売れ残るよりはマシであろうと思っている^^;
「ホウレンソウ」の場合は、ハウス内で栽培する農家がご近所にはないので、これまた好調に売れております。播種、発芽、間引きと手間を掛けなければいけないのだけれど、収穫後の下処理(洗浄)まで加えると労働に対する時間単価が合わなくなってしまうのが泣き所…何とか、間引き作業を合理化できないだろうか?今では「チェーンポット」なる育苗ポットがあることを今回知りましたよ。この場合、培養土が必要になるのだけれど、まずは、手持ちの「プラポット」に種を蒔いてみた…移植は本葉4枚程度の時期ならば植え痛みは無いようである。しかし、今度は、発芽の不揃いに悩まされておりますよ。温度、乾燥、伏せ土等々、まだまだ研究の余地があるようです。
資金不足は、自家製で対応^^;
さて、朝の気温が7℃…最高気温が29℃と20℃以上も寒暖差のあった日、ハウスの中は当然もっと差があります。朝は防寒具、日中はポロシャツと差があり過ぎますって^^;
資金ショートしてしまった『おやじぃ』のお財布の中身…でも、お昼は「冷たいラーメン」を食べたい…がしかし、先月の二の舞はしたくない。単品の食材を買い求めて、自家製の「冷たいラーメン」で我慢することにしましたよ。一人前の原価250円ほど、友人『ノロ社長』からは、「一人原価200円に抑えろ!」とありがたいご指導をいただきました。これまた研究の余地が残っている^^;
はてさて、物知り顔で語っているけれど、まだまだ勉強すること(課題)が山積みのようでありますなぁ。労働単価に見合うだけの「儲け」を稼ぎ出すためには、「モノの値段を上げること」「製造原価を下げること」「労働生産性を上げること」と世にいう企業が目指すべき経営改善と何ら変わらないのでありますよ。惜しむらくは、研究部門を抱えている訳ではないから、経営者たる『おやじぃ』は、研究職・技術職、そして経理部門まで担わなければならないのである。これをツライと思うか、新しい発見があって楽しいと感じるか…所詮、一品単価が労働費には見合わないと諦めてはおりますが、少なくとも「一生勉強」の方に楽しみを求めることにいたしますよ。
ああ、昨日は田んぼを半日歩き回って、身体が軋んでいますけれどね(笑)