その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

帰化

2019-04-18 06:17:16 | 転職

ほとんど西洋タンポポですなぁ^^;

環境省指定「生態系被害防止外来種」などと書くと、何かおどろおどろしいような分類でありますが、既に100年以上も共に生活しております。在来種か西洋タンポポかは、総苞(花の基部)の反り返りで判断しますが、目にするものは田舎でもほとんど西洋タンポポであります。ある意味、しっかりと日本における市民権を勝手に得ておりますよ^^;
外来種が根付くには旺盛な繁殖力も必要ですが、その侵入を許す環境的な空隙が必ずあって居座れるようであります。一説では、食料として北アメリカから導入されたということですが、乞われて、今その場に我が物顔で鎮座し、根を張る姿は『オッカー』という人種にも共通するものがある。(Oh!恐!内緒です。)
日本は『島国根性』と言いますか、外来種に対する恐怖に過敏でありますが、一方では、古くは中国大陸からの文化や明治以降には西洋文明を受け入れ、熟し、独自の文化を築いてきたような気もするのですがねぇ。生産年齢人口の減少とともに(低賃金、重労働の)人手不足が顕在化し、外国人を受け入れよう…都合の良いところだけは取り入れようというのは如何なものかとも思いますが、労働力不足という空隙が生じていることだけは確かなようであります。
幾ばくかの農地を回りながら、人力による作業の限界を感じつつ、機械化するほどの資本力もない。当面、栽培作目を選びながら、作業の波を平準化しようと考えている最中でありますけれどね、道端に咲いた「西洋タンポポ」を見ながら「帰化」という言葉がふと思い浮かんだ水曜日でありましたとさ。

コメント
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