その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

農家の週休

2019-04-06 05:34:06 | 転職

梅は鏡前の粉を披く

「四月の雪」は、ヨン様出演の韓国映画タイトルであります。奇しくも、四月の雪から始まったお百姓さん稼業でありますが、天候不順で先の見えないスタートでありました。「初春の月にして、気淑く風らぎ」…新元号の発表で、安倍首相は「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」との談話でありましたが、「梅は鏡前で粉を披き(梅は鏡の前の美人が白粉でお化粧するように花咲き)」なんて艶っぽい原文が続くのであります。(少々、気に入った^^;)がしかし、「万葉集は日本最古の歌集であり、天皇や貴族だけでなく、防人や農民まで幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ…長い伝統を象徴する国書であります。」の下りにいたり、ほほ~天皇がトップで農民は最下層かい?などと、言葉尻が耳に残った一週間でありました。
幅広い最下層の農民のさらに下層の『お百姓さん』を目指す『夢屋農場長』は、風和らぐどころか、季節外れの雪で畑の土は乾かず、荒れ果てた農地の枯れ草を焼く「野焼き」もまた強風で中断せざるを得ない状況であります。(火事騒ぎを起こして、消防署に通報されたら堪りませんから^^;)
それでも、季節は確実に巡り、農園のシンボルツリーである梅の花が一輪咲きました。モンシロチョウも本日初見であります。陽気さえ良ければ、長閑な春の日なんでありますけれどね。
さて、『夢屋農園』は基本、週休2日制。農繁期や農閑期の差を埋める努力をしなければなりませんが、四六時中働いて、貰いが少ないのでは「最下層」を抜け出すことは出来ないのでありますよ。季節の変化も気付けないのでは、何のための脱サラか分かりませんのでね。(とは言え『農場長』は、今日も作業の遅れを取り戻すための出勤ではありますが…最下層を当面抜け出せそうにはありませんなぁ。)

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする