オープニングセール

店が開店したら、大抵
オープニングセールを行う。
客寄せの為に、知名度を
上げるには、何か飛びつく
品物を多数取り揃えて
大々的に広告も打つ。

大特価と書かれた
文字の踊るポップも
目立つように配列させて
バイトも動員しながら
店長が店の細部に
目を張り巡らせている。

たとえチェーン店でも
当然、新装の店だけ
オープニングセールを行う。
他の店舗では、その価格で
購入することは出来ない。

消費者は価格に敏感である。
日用品や電化製品
消耗品、お菓子でさえ
どこの店が１番安いか
把握している傾向は高い。

必要な物は安い店で、
それぞれ購入する。
一箇所で、まとめ買いはしない。
どこよりも安くとか、
地域ＮＯ１の激安店という
ポップだけを信じていない。

特価品は、数に制限がある。
大抵、先着１００名様とか
お一人２個までと書いてある。
主婦は、値段に敏感だ。
今では、不況が長引き
皆が敏感な気がする。

値段を気にしなくても
購入出来る人だけ
特価という言葉に反応しない。

オープニングセールという
チラシを目にすれば
端から端まで丹念に
見る人が多いだろう。

たまたま通りかかった所で
オープニングセールを
していれば、覗いてしまう。
そして、ＧＥＴしたら
今日は、いい日だと思ったり・・・