実力が分かる時

スポーツや仕事、趣味でも
相手の実力が分かる時が来る。
それは、誰もが知らない事を
知っている時、その説明が
理路整然としており、簡潔で
間違いがないと思われる場合。

或いは、最初は手加減をして
いるけれど、急に本領を発揮
して簡単に抜き去っていく。
最初からダントツで全く歯が
立たないと思う位に差がある。

切れ者と呼ばれる人は近寄り
がたい所がある。しかし、自分の
実力を把握して飄々としている
タイプも居る。どんな事があっても
負けない位置に居れば、ライバルが
出現したと言われても更に頑張る。

全く初めての事を同時に始めても
暫く時間が経過すると差が付く。
本人の興味のあるorなし。それも
あるが向き、不向き。才能や資質
意志の強さも関係する。自分が
やり遂げるという忍耐力も要因だ。

何かに秀でていると、他の面が
疎かになって来るのは仕方ない。
１日２４時間の内で、人が掛け
られる時間は決まっている。更に
トライしようと思える期間も違う。

周囲の狭い世界でトップを取った
としても、それは万全ではない。
大きな規模で、誰もが認める
状態が実力のある人の条件だ。

中には大して取り組む時間が
少ない割に効率良く、実力が
上がる人も居るが、それは稀。

実力を付ける為には、自分が
この人と思える人に従事する。
或いは、様々な物から良い所
だと思える部分を取り入れる。