同じ空間で気になる

見知らぬ人と同じ空間に居て
気になる事があると思う。
例えば、電車や飛行機という
乗り物の空間で、ある一定の
時間を過ごす事になる場合、
異臭やクセは、嫌だと感じる。

指定席でなければ自分が
その場から離れて別の所に
行けばいいだけ。しかし
動けない場合、共に過ごす
時間が長ければ、苦痛に感じる
度合いはドンドン上がる。

コロナかインフルエンザ
でなくても、頻繁に咳をする
人間が自分のすぐ近くに居ると
うつされるのではないか？
そんな風に思ってしまう。

若い人は自分の体調を気にせず
平気で、具合が悪くても出掛ける。
年を取ると、或いは、抵抗力の低い
人間は、簡単に接近している
だけで体調が悪くなってしまう。

身近な密集の場所と言えば
エレベーターだろう。どこでも
不特定多数の人と狭い空間で
接近する状態が続く。嫌なら
混んでいない時間帯や場所の
エレベーターを利用するしかない。

タバコや香水も本人は平気で
気にならないのかも知れないが
全く使用しない人間にとって
目の前で見えなくてもニオイは
その人の体臭の一部の様に残り、
周囲に撒き散らしているのだ。

子供や赤ちゃんの泣き叫ぶ声や
絶叫も勘弁して貰いたいと思う。
子育ては親の責任と躾から成り立つ。
しかし、それがキチンと出来ない
親に育てられると、その子供の
行く末は、ロクな事にならない。

善悪の判断が無い親から常識の
ある子どもは育たないからだ。
たまたま居合わせた空間でさえ
よく知らない人間でも、不快だ
と感じたり、好感度の高い人は
居るから、世の中は面白い。