■2012/8/5(日)
午前4時台の日本に 女子・男子立て続けに歓喜の風がロンドンから吹いてきた。水泳競技を締めくくる女子・男子400mメドレーリレー (背泳ぎ-平泳ぎ-バタフライ-自由型)
日本の水泳チームが、「何としてもこの協議でメダルを摂りたい」と言ってはばからなかった競技だ。各国決勝では、どこの国もメダリストを揃えてくる。果たしてメダルを手にすることができるだろうか?午前4時に目を覚ましてTVの前で、観る方もドキドキ。
行け~! 逃げろ! いいぞ! そのままそのまま! と声にこそ出さなかったが、メダルを巡る攻防にこぶしに力が入った。こぶしを開けば汗。まさに手に汗握るとはこのことなのかと筋書きなしのレース展開に熱狂した未明だった。
結果 女子・男子ともに日本新記録でメダルを摑んだ。
●女子400m(寺川-鈴木-加藤-上田) 感動の銅
●男子400m(入江-北島-松田-藤井) 歓喜の銀
レース後の松田選手のインタビューコメントが印象的だった。 「北島さんには言ってなかったけど コウスケさんをこのまま手ぶらで帰らせるわけにはいかない (だから三人頑張ろう!) 」
そうか・・・ だから松田選手は、バタフライ準決勝を棄権してまでこのレースに賭けたんだな。 最後は、ここまで日本の水泳陣を引っ張ってきた北島選手への恩返し。 渾身の力で皆泳いだ後、メダルを手にし満足した表情は、観ている国民まで元気をもらったに違いない。 体操の内村選手の金にも勝る、満足感に輝く、素晴らしい銀メダルと銅メダルを見せてもらった。
風が吹いている~ 日本に吹いている~♪ 感動と歓喜の風が吹いた未明の日本
今も書きながら 本当に今朝4時に起きてTVを観て良かったと
名作映画を観た後のような心がほっこりした気分で迎える日曜朝となった。
(寅)