一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

地味に凄い! 「じみスゴ!!」あなたの周りを見渡してみよう  11/20

2016年11月20日 12時35分15秒 | 「所感」もろっもろ~

( 興福寺・国宝  阿修羅像 )

 

■2016/11/20(日) 曇・暖

昨日関門海峡を渡り九州に入り 小倉で日付が変わる時刻まで飲んで二日酔いもせず現在移動中。

街の街路樹は赤茶色に染まり、曇り空にほんのり暖かな風が道に落ちた枯葉を鳴らしている。

途中通りかかった図書館へ立ち寄り地元本をパラパラめくっていると PCが借りられるとのことなので 

いつもと違う自分の部屋以外の環境で、PC画面を前に自身のブログを読み返し、先日のブログ

「地味にスゴイ!! 校閲ガール」主題歌の記事に少し加筆した。

 

先日は「地味に凄い!」 というドラマ主題歌の話に触れたが、このドラマタイトルになっている

「地味に凄い!」を考えてみたことがあるだろうか。

たとえば、私が感じた地味に凄い!  のは、県外(奈良県外)に出て思ったことだが

なんといっても奈良県だ。 手前味噌と言われてしまえばそれまでだが、

もし、「地味に凄い!」県でランキングをとれば たぶん1番ではなかろうか。

国宝の多さは、群を抜くが、京都のような華やかさはなく

深紅にそまる紅葉が京都なら 紅葉のあとの茶色になった葉が奈良

大阪のひとの大半は「奈良!? なんもないやん」と言うが、実はその大阪に

「国宝はなんもない」という現実  

東北の人に「関西の三都ってわかります?」と尋ねると 多くの方から「京都・大阪・奈良でしょ」

返ってきたことも。神戸の代わりに奈良が入っていることも少なくない。

47都道府県ブランドイメージ(魅力度)ランキングは、福岡県に次ぐ8位という高評価 (2015年度)


2016年 最新発表された結果は、もっと凄い事になっていた。「1位北海道 2位京都 3位東京

4位沖縄 5位神奈川 6位奈良 7位大阪 8位長野 9位石川 10位福岡」

なんと!! 6位 と高評価なのだ。 

一番驚いているのは奈良県民自身かもしれない。

奈良にもリニア新幹線が通り新駅が、できることがほぼ濃厚になり、昨日の日経新聞には

奈良市の八条あたりをその候補地とみている感じだ。

「なんで京都を通さしまへんのや」と世界一の観光都市・ブランドイメージNO1の京都は

カンカンになっている。

地味に凄い! というのは、見る人の目が試されるものだと思う。

今でも法隆寺や興福寺・東大寺に時間ができたら足を運ぶが、いつ行ってもも圧倒される 

40年前に見たそれと30年前、20年前、10年前 そして今見ると感じる深さが違うのがわかる。

 

あと地味に凄いのは、本社は大阪にあるもののルーツは奈良県といっていい

(私は勝手にそう思っているが) 近畿日本鉄道こと近鉄だ。

凡事徹底の模範みたいなところが、生活の足をささえ、自然災害・飛び込みなどを除く

自社責任による遅延事故をほとんど起こさない安心して乗れる鉄道だ。

関西のJRは、見習っていいと思う。 安全で正確な運行をあたりまえにしている。

事故後の復旧スピードの速さもJRと比べ物にならないくらい早い。

ほかの地に行ったら遅延や故障も多くそのありがたさを感じる。

近鉄は、派手さはないが、地味に凄い! と思っている。

 

もちろん日本酒にも 地味に凄い!と感じさせる銘柄がいくつかある。(あくまで私見だが)

ここでそれを挙げると同じかもすでも物議をかもしそうなので、あげないが、

地元にあってまだ全国に知られてないいい 地味だけどいい酒がある。

名前だけ追っかけている人に飲ませても 何もなくスルーして終わりだが、

まだ知られてないだけで、知れば知るほど美味くなる酒が存在することは事実だ。

地味に凄い!  これに触れるには、一段と深い気持ちで対峙しなければならないと

いうことではないのかな と思ったりした。 本当にこちらが試されている感じだ。

 

もちろん地味に凄い人もいるが、これは話が長くなるのでいずれ。

久々に所感を書きたい気分にさせられた。

奈良を離れ環境が変わればこそかもしれない。 まぁ、たまにはこんなこともある。

 

http://blog.with2.net/link.php?1601745 

(寅)

 



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