一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

今年の「恵方呑み」で福を呼んでくれそうな 至福の日本酒たち 1/27

2015年01月28日 01時00分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 至福の日本酒たち  「一個人」 )

 

■2015/1/27(火) 曇~冷たい雨

 

日が沈むと降り出した冷たい雨 今夜は雨宿りではなく 雑誌「日経TRENDY」を

買うという目的で書店に入ったのだった。

 

「日経TRENDY」を探していると先日買った雑誌「サライ」の横に表紙に日本酒瓶が

数本踊っている雑誌「一個人」が高く積まれていた。

この積まれ具合、本日発売されたばかりのようだ。 そういえば思い出した・・・

阪神百貨店で会った李白の田中路子(室長)さんが「「一個人」3月号の掲載にOK出しました

から李白が載ってくると思いますよ。」と言ってたことを。

 

どれどれ ページをパラパラとめくれば、 凄いじゃないか! 純米酒部門で3位とは

これはちょっと自慢できるな。 蔵でも喜んでいるんじゃないだろうか。

 

(純米部門 「飛露喜」1位 「李白」3位 「旭菊・大地」4位)

 

李白は旨辛口の酒で、食事をしながら真価を発揮する酒だ。

最近流行のライトテイスティな日本酒は、それだけを呑むときにはいいが、どうしても

食事で味噌や醤油の味に負けてしまうのが難。

味噌で煮たもの、醤油で炊いたものなどに李白だとしっかりした味で食がすすむ。

 

実は私が燗酒として「その旨さ ひだまりの美味しさ」と称賛し燗酒イチオシにしている

「旭菊」大地を直下に押さえての評価だから大したものだ。

 

 

さて私の好きな ムロカナマゲン部門はどうなってるかな?

1位は「遊穂」だった。 なるほど・・・以前、杜氏の横道さんにお話を伺ったことがある。

OLをやめ 世田谷から石川県に移り住んだ女性社長の美穂さんにはいまだお会いできて

いないが、「遊穂」は一時期良く飲んだ酒、女性好きする酒でもある。

 

個人的には、ムロカナマゲンなら若竹屋「渓」の黒ラベルが一番好き。

 

それにしても沢山載っているし、基礎的な製造や酵母・酒米に関しても載っているから

最近日本酒に興味を持ち始めた酒女には参考になる雑誌かもしれない。

 

私は今年の恵方呑みは「山の壽」と書いたが、まだ恵方呑みの日本酒を決めてない方は、

この雑誌に載っている日本酒を参考にするのもいいかもしれない。

 

至福の日本酒たちは、まさに「鬼は外」した後に福を呼んでくれる酒だとも言えそうだ。

 

結局 書店から出た時 手にしていたのは「TRENDY」ではなく「一個人」だった。

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(寅)