一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

雨音が酒のささやきに聞こえる夜だってある。  『住吉酒販』DEITOS店  【福岡・博多駅】1/22

2015年01月23日 05時45分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  ささやく日本酒たち 「住吉酒販」デイトス )

 

■2015/1/22(木) 雷雨のち小雨

 

朝9時を過ぎた頃 いよいよ我慢しきれなくなったかのように、灰色の空からポツポツと冷たい雨

やがて本格的に降り始め、午前10時を過ぎる頃には雷を連れて来た博多の朝。

おととい20日は、好天の筑豊・飯塚。 昨日は、曇天の佐賀県・鳥栖

そして今日は、雷雨の中を筑後・久留米行きとなった。

 

ブログ読者はご存知のとおり、プライベートでは福岡に間々来ている私だが

意外なことに仕事で福岡支店に寄ったのは実に二十数年ぶり

顔を知る人からは「まだ 生きとったと?(笑)」といわれた。

「まぁ、何とかプータローして生きとりますばい」と応えた。

 

今日は、久留米市から佐賀県神埼市に同行、三瀬峠を経由し、午後7時に福岡に舞い戻ってきた。

 

スーツとネクタイから解放されたアフター7、クルーネックのセーターに着替え「駅ぶら」

雨が降らなければ、天神の屋台を三軒はしごする予定だったが、雨降りやまず

傘のいらない駅直結のビジネスホテルに連泊中の私は、「駅ぶら」に予定変更。

 

今回初めてパソコンをレンタルし、ブログを割とタイムリーに更新してみようと思った。

 

さて「駅ぶら」 やはり立ち寄ったのは、DEITOSの「住吉酒販」

通り過ぎるつもりが、なぜか日本酒たちが私を呼び止める。

「えっ 素通りするの? 冷たいわ」

「私を飲んでいってくれないの?」

さまざまな日本酒のささやき。

 

そんなささやきが、晩ご飯しに行こうとしている私の行く手の邪魔をする。

 

まいったな~ しょうがない・・・  ちょっとだけ覗いていくか

おとといここで飲んだばかりだけど・・・

 

店に入ると満席スタンディングのすき間なし。 私に気づいた女性スタッフ山本さんから、

「ブログに素敵にお店のこと書いて頂いてありがとうございました」とお礼を言われた。

「別に素敵に書こうとしたわけでなく、それは店が素敵だということ」

 

 

 

まもなく開いたスペースに立つと 私の前には日本酒を楽しんでいる若い女性が二人

ちょうど「六十余洲」や「万齢」などの長崎・佐賀の酒に関心を示していた。

少し「六十余洲」や「美田・穀良都」にまつわる能書きを話してあげると

「一般人ですよね?  なんでそんなに日本酒のこと詳しいんですか?」

一般人という表現が妙におもしろくて気持ちの中で吹き出していた。

 

そんな話をしてくれるとますます日本酒がおいしく感じられると言われた。

ただの透明な液体も能書き次第でどんどん輝きを増す、それも日本酒の良さかな

出張先でも旅先でも私の周りで飲んでいる人を日本酒ファンに変えるのが喜びのひとつ。

 

もちろん銘酒を揃えている住吉酒販の宣伝も忘れずしておいた。

店のブログのタイトルが 「酒に笑う人生」 (住吉酒販)

そういえば彼女たち日本酒片手に楽しそうに笑ってたな

 

その二人の楽しそうな感じの写真を撮ってあげたが、

樹奈さんと千佳さん ブログへの掲載はNGとのこと 残念

とてもいい感じで撮れていただけに日本酒ファンが増えそうだが

「これ以上デートの誘いが増えたら困りますから」と私には聞こえたが・・・

 

さすがにここは、関西とは違って知られてないだけに

「あなたが、寅さんなんですね 掲載OKです」と簡単に快諾を得るのは難しいか。

 

 

「雨音は、雫酒(しずくざけ)の調べ」と雨にかこつけたわけではないが、

日本酒に呼び止められた夜は、 なかなか楽しい夜でもあった。 

 

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(寅)