ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

大河ドラマ「江」のこと

2011-01-10 12:52:07 | TV DVD
 年があらたまりNHK大河ドラマも「江」が始まった。何とこのNHK日曜日の大河ドラマは50作目に当たるらしい。思えば小生が22歳の時に始まった大河ドラマは、大袈裟に言へば私にとっては人生そのものだったと言って過言ではないのだろうと思う。

 「赤穂浪士」や「新平家物語」で主演した往年の名優長谷川一夫は直ぐに思い出せるし、それに続く大河ドラマを彩った名優たちも、既に鬼籍に入った人達も含めて実に多数を数える。

 今年は戦国の世を逞しく生き抜いた3人の女性を中心に、乱世の時代を終わらせた江戸幕府の創立までを描くドラマになるようである。織田信長の妹「市」の3人の娘たちの内、長女の「茶茶」は後の豊臣秀吉の側室淀君として秀頼を擁して大阪の陣を戦い抜き自刃する。この長女は歴史上でも有名だが、3女の江が徳川2代目将軍秀忠の妻となり徳川幕府草創期を支え、3代目将軍家光の母親であることは意外に知られていない。

 昨夜の初回ではスピーディなドラマ運びで一気に3人姉妹の父親浅井長政の滅亡までが描かれる。3人の姉妹は母親市と共に叔父の織田信長の元で暮らすことになるが、やがて叔父は本能寺の変で暗殺される運命に出会う。そして3人姉妹のその後の波乱万丈の生涯と流転を、先の大河ドラマ「篤姫」の脚本家田淵久美子さんが、女性の観点から描いていくようである。

 世の多くの大河ドラマフアンと共に、50作目の記念ドラマとなる、今年の大河ドラマを一年間楽しみに拝見したいものである。

TV画面から撮影のもの(第1回から)
  江姫 上野樹里                茶茶 宮沢りえ
       

  お市の方 鈴木保奈美            信長 豊川悦司
       
コメント
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