ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「老いの才覚」から

2011-01-03 01:35:19 | 読書
 現在、曽野綾子著「老いの才覚」という新書版のエッセイを読んでいる。著者は1931年生まれの後期高齢者だが、数多くの著書もあり、敬虔なクリスチャンととして、また10年間ほど日本財団の会長を務めたことでも有名である。

 年の取り方を知らない老人が急増してきた!と嘆く。自立した老人になり人生を面白く生きるために「7つの才覚の持ち方」を書いている。

 主な内容の抜粋では
 〇 高齢者に与えられた権利は、放棄せよ。
 〇 老化度を図る目安は「くれない指数」だ。
 〇 老人が使う言葉が極度に貧困になった。
 〇 人に何かをやってもらう時には対価を払え。
 〇 ひと昔前まで、人は死ぬまで働くのが当たり前だった。
 〇 料理、洗濯、掃除・・・日常生活の営みを人任せにしない。
 〇 老年の仕事は孤独に耐えること。

 読んでいて、ガーンと感じることや、それならオレはもうやっているぞ!等々身につまされる内容が多い。一度拾い読みしたがもう一度じっくりと読み返したいものだと思っている。
コメント
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