よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

佐賀城下ひなまつりめぐり

2013-02-20 10:16:21 | ウォーキング

2月16日より佐賀市内でもひなまつりが開催されました。 そのひなまつり初日の16日に行ってきました。
    
スタート地点の佐賀駅でも雛飾りが展示されていました。 今日は綺麗なお雛様を撮ろうと一眼を持ってのウオーキングです。
佐賀駅を西の方に歩き大和紡の工場に行きます。 ここのメタセコイヤの並木がきれいです。秋には真っ赤になったことでしょう。
  
多布施の公儀反射炉板跡を通り最初の雛飾り会場の「ビードロ店」へ。 ビードロとはガラスの異称で室町末期長崎に来たオランダ人が製法を教えたそうです。
  
お菓子の「鶴屋」ではお茶と焼きたての丸ぼーろの接待を受けます。 鶴屋は鍋島藩のお菓子司として寛永16年(1639)創業というから約360年ぐらいの歴史があります。
大隈重信もここの丸防露をいただいたそうです。
  
鶴屋の先が「与賀神社」です。 与賀神社は豊玉姫(乙姫様)を祀っていて神社の前には狛犬ならぬ狛亀がありました。 またこの楼門は室町期だそうです。
  
与賀神社を後に歩いていると「吉島家緞通(だんつう)ミュージアム」があります。 「緞通?」あまり見慣れない言葉につられ中に入りました。
緞通という言葉を辞書で調べますと「中国語の毯子(たんつ)に対する当て字で地糸に綿・麻または羊毛などの毛を用いた厚い敷物用パイル織物。 種々の織込み糸を用いて模様をつける。中国・インド・ペルシャの原産で日本へは毛氈とともに中国から輸入、江戸時代佐賀、堺、赤穂で生産開始」
  
鍋島藩では、これを幕府への献上品や友好諸大名への贈り物としていたそうです。
佐賀城本丸歴史館では「真多呂(またろ)人形」のお雛様があります。
     
市内ではひなまつり会場への周遊バスも走っています。
  
会場では指の第一関節ぐらいの小さなお雛様もありました。

「旧福田家」では佐賀錦を使ったお雛様です。
   
お庭にはお花の雛飾りがあります。

メイン会場の「佐賀歴史民族館(旧古賀家)」ではたくさんのお雛様が展示されています。
           

ここでもお花の雛飾りがありました。


隣の「旧古賀銀行跡」では小城鍋島藩のお雛様が飾られています。
  
「色鍋島」第14代今泉今右衛門の姫皿、殿皿もあります。
  

佐賀は長崎街道の中心地。長崎街道は別名「シュガーロード」とも呼ばれています。
砂糖が長崎で輸入されそれが佐賀、福岡と渡って京や江戸に行きました。
ここ佐賀でもおいしいお菓子があります。
恵比寿ギャラリーではお菓子の雛飾りがありました。
  
  
  
試食できないのが残念ですね。
その代わりと言っては変ですが丸防露の焼きたての試食が行われていました。

佐賀神社では「流しびな」が。願い事を書いて流すそうです。


あまりゆっくり回っていましたら時間が経ってしまいました。
今日は夕方から用事がありましたのでもっと見たかったのですが時間も迫ってきましたので
やむなく帰りました。
お雛様というと女の子のお祭りですが男の私でも十分楽しめました。

<追記>
当日、佐賀歴史民族館で家内が地元テレビ局のインタビューを受けました。