引き際

引き際は難しいですね。高齢化社会になり、リタイアを考えてる人たち、考えるべき人たちが増えています。最近、引き際について考えさせられることが多くなりました。
特にビジネスのステージでは、年齢による体力的な衰えだけでなく、気力・理解力・判断力・決断力などの衰えが重視されるでしょう。決して年齢だけではありません。日本特有の定年制は世界的にみると年齢差別だと言われることもあります。確かに６０歳定年前後の方々は体力・気力などで個人差が激しく、一律定年はなじまないと思っています。しかし、長年培われた日本の定年制風土は、ある意味理屈が通っているともいえます。自分の引き際を正しく判断できるだけ、我々は日々自分自身と向き合い続けているでしょうか？
毎日必死のパッチで目の前のことに追われて過ごし、自分自身を見つめる作業ができていない現実があります。だれかに線を引いてもらわないと気がつかない・・・このようなことが一般的であるように思います。社会のリーダーたる経営者でさえ、引き際を間違えてしまうことがあるのは周知の事実ですね。
ビジネスの第一線を退くことは、イコール新たなスタートラインに立つということ。　ときどき、考えてみましょうか。
YK労務コンサルタント　HP
http://www.ykroumu.com
http://www15.plala.or.jp/ykroumu/index.html