万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4365 おしてるや4040

2022年05月20日 | 万葉短歌

2022-0520-man4365
万葉短歌4365 おしてるや4040

おしてるや 難波の津より 船装ひ
我れは漕ぎぬと 妹に告ぎこそ  物部道足

4040     万葉短歌4365 ShuJ495 2022-0520-man4365

□おしてるや なにはのつより ふなよそひ
  あれはこぎぬと いもにつぎこそ
○物部道足(もののべの みちたり)=次歌左注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第73首。
【訓注】おしてるや(於之弖流夜)。難波(なには=奈尓波)。我れ(あれ=阿例)。告ぎこそ(つぎこそ=都岐許曽)[「<告げこそ>の訛り」。ほかに、06-0985五百夜継許増(いほよつぎこそ)の1例。<つげこそ>は14か所]。