万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4350 庭中の4026

2022年05月06日 | 万葉短歌

2022-0506-man4350
万葉短歌4350 庭中の4026

庭中の 阿須波の神に 小柴さし
我れは斎はむ 帰り来までに  若麻続部諸人

4026     万葉短歌4350 ShuJ471 2022-0506-man4350

□にはなかの あすはのかみに こしばさし
 あれはいははむ かへりくまでに
○若麻続部諸人(わかをみべの もろひと)=左注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第58首。左注に、「右一首帳丁(ちゃうのちゃう)若麻続部諸人」。4359歌第二左注<十三首>の第4首。
【訓注】阿須波の神(あすはのかみ=阿須波乃可美)[「…穀物の神大年神(おおとしのかみ)の子…農業神。ここは屋敷神…」]。我れ(あれ=阿例)。
【異説】「我れ」を一人称複数(家族)、「諸人」に父・母・妻などの文字が欠落、などとする異説がある、と依拠本注。