万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌0235 大君は0200

2011年05月30日 | 万葉短歌

―― 巻三 雑歌 譬喩歌 挽歌 ――

― 雑歌 ―

2011-0530-man0235
万葉短歌0235 大君は0200

大君は 神にしませば 天雲の
雷の上に 廬らせるかも  柿本人麻呂

0200     万葉短歌0235 ShuB030 2011-0530-man0235

□おほきみは かみにしませば あまくもの
 いかづちのうへに いほらせるかも
○柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=第30歌参照。
【編者注】依拠本の2巻目へ入った機会に、ファイル記号の一部を以後、ShuB030 のように変え、併せて編者による万葉短歌連番を 0200 のように加える。


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万葉短歌0234 御笠山0199

2011年05月29日 | 万葉短歌

2011-0529-man0234
万葉短歌0234 御笠山0199

御笠山 野辺ゆ行く道 こきだくも
荒れにけるかも 久にあらなくに  ○

万葉短歌0234 Shu1511 2011-0529-man0234

□みかさやま のへゆゆくみち こきだくも
 あれにけるかも ひさにあらなくに
○=未詳。第233歌参照。

―― 巻二 相聞 挽歌 終 ――


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万葉短歌0233 高円の0198

2011年05月28日 | 万葉短歌

2011-0528-man0233
万葉短歌0233 高円の0198

高円の 野辺の秋萩 な散りそね
君が形見に 見つつ偲はむ  ○

万葉短歌0233 Shu1511 2011-0528-man0233

□たかまとの のへのあきはぎ なちりそね
 きみがかたみに みつつしぬはむ
○=不詳。合わせて第231歌参照。なお、志貴挽歌群(第230歌(長歌)~第234歌、全5首)を笠金村作とみる別説がある。


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万葉短歌0232 御笠山0197

2011年05月27日 | 万葉短歌

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万葉短歌0232 御笠山0197

御笠山 野辺行く道は こきだくも
繁く荒れたるか 久にあらなくに  笠金村

万葉短歌0232 Shu1511 2011-0527-man0232

□みかさやま のへゆくみちは こきだくも
 しげくあれたるか ひさにあらなくに
○笠金村(かさの かなむら)=02-0231歌、03-0364歌参照。


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万葉短歌0231 高円の0196

2011年05月26日 | 万葉短歌

2011-0526-man0231
万葉短歌0231 高円の0196

高円の 野辺の秋萩 いたづらに
咲きか散るらむ 見る人なしに  笠金村

万葉短歌0231 Shu1511 2011-0526-man0231

□たかまとの のへのあきはぎ いたづらに
 さきかちるらむ みるひとなしに
○笠金村(かさの かなむら)=「聖武朝の宮廷歌人」。志貴親王(皇子)への追悼歌として、その妻女らに依頼されて作歌したものか。


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万葉短歌0229 難波潟0195

2011年05月25日 | 万葉短歌

2011-0525-man0229
万葉短歌0229 難波潟0195

難波潟 潮干なありそね 沈みにし
妹が姿を 見まく苦しも  河辺宮人

万葉短歌0229 Shu1508 2011-0525-man0229

□なにはがた しほひなありそね しづみにし
 いもがすがたを みまくくるしも
○河辺宮人(かはへの みやひと)=第228歌参照。


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万葉短歌0228 妹が名は0194

2011年05月24日 | 万葉短歌

2011-0524-man0228
万葉短歌0228 妹が名は0194

妹が名は 千代に流れむ 姫島の
小松がうれに 蘿生すまでに  河辺宮人

万葉短歌0228 Shu1508 2011-0524-man0228

□いもがなは ちよにながれむ ひめしまの
 こまつがうれに こけむすまでに
○河辺宮人(かはへの みやひと)=未詳。「物語上の作者名か。歌語りを伝えることで著名な人だったか。」


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万葉短歌0227 天離る0193

2011年05月23日 | 万葉短歌

2011-0523-man0227
万葉短歌0227 天離る0193

天離る 鄙の荒野に 君を置きて
思ひつつあれば 生けるともなし  ○

万葉短歌0227 Shu1505 2011-0523-man0227

□あまざかる ひなのあらのに きみをおきて
 おもひつつあれば いけるともなし
○=未詳。「前歌の丹比真人よりさらにのちの人が依羅娘子の立場で詠んだもの。」
【編者注】人麻呂臨死歌群(第223歌~第227歌)について、依拠本は人麻呂本人による虚構死説とするが、「最も新しい説」として、河内国人による人麻呂追慕歌群とする吉井巌説を紹介する。(所載誌は「万葉」146号、1993年04月)


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万葉短歌0226 荒波に0192

2011年05月22日 | 万葉短歌

2011-0522-man0226
万葉短歌0226 荒波に0192

荒波に 寄り来る玉を 枕に置き
我れここにありと 誰か告げけむ  丹比真人

万葉短歌0226 Shu1503 2011-0522-man0226

□あらなみに よりくるたまを まくらにおき
 われここにありと たれかつげけむ
○丹比真人(たぢひの まひと)=未詳。「丹比氏の本貫(ほんかん)は河内国丹比郡。この丹比の一郷名に依羅娘子にちなみの「依羅」がある。二人に深い縁(えにし)があったことが推測される。」
【編者注】題詞原文に「名闕」(名闕[か]けたり)の二字がある。講談社版は「丹比笠麿か」と注。同社「万葉集事典」によると、人名見出し項目に「丹比」1項、「丹比真人」5項、「多治比」4項、「丹比」3項がある。


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万葉短歌0225 直の逢ひは0191

2011年05月21日 | 万葉短歌

2011-0521-man0225
万葉短歌0225 直の逢ひは0191

直の逢ひは 逢ひかつましじ 石川に
雲立ち渡れ 見つつ偲はむ  依羅娘子

万葉短歌0225 Shu1497 2011-0521-man0225

□ただのあひは あひかつましじ いしかはに
 くもたちわたれ みつつしのはむ
○依羅娘子(よさみの をとめ)=第140歌参照。


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万葉短歌0224 今日今日と0190

2011年05月20日 | 万葉短歌

2011-0520-man0224
万葉短歌0224 今日今日と0190

今日今日と 我が待つ君は 石川の
峡に交りて ありといはずやも  依羅娘子

万葉短歌0224 Shu1497 2011-0520-man0224

□けふけふと あがまつきみは いしかはの
 かひにまじりて ありといはずやも
○依羅娘子(よさみの をとめ)=第140歌参照。


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万葉短歌0223 鴨山の0189

2011年05月19日 | 万葉短歌

2011-0519-man0223
万葉短歌0223 鴨山の0189

鴨山の 岩根しまける 我れをかも
知らにと妹が 待ちつつあるらむ  柿本人麻呂

万葉短歌0223 Shu1497 2011-0519-man0223

□かもやまの いはねしまける われをかも
 しらにといもが まちつつあるらむ
○柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=第30歌参照。


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万葉短歌0222 沖つ波0188

2011年05月18日 | 万葉短歌

2011-0518-man0222
万葉短歌0222 沖つ波0188

沖つ波 来寄する荒磯を 敷栲の
枕とまきて 寝せる君かも  柿本人麻呂

万葉短歌0222 Shu1491 2011-0518-man0222

□おきつなみ きよするありそを しきたへの
 まくらとまきて なせるきみかも
○柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=第30歌参照。


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万葉短歌0221 妻もあらば0187

2011年05月17日 | 万葉短歌

2011-0517-man0221
万葉短歌0221 妻もあらば0187

妻もあらば 摘みて食げまし 沙弥の山
野の上のうはぎ 過ぎにけらずや  柿本人麻呂

万葉短歌0221 Shu1491 2011-0517-man0221

□つまもあらば つみてたげまし さみのやま
 ののうへのうはぎ すぎにけらずや
○柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=第30歌参照。


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万葉短歌0219 そら数ふ0186

2011年05月16日 | 万葉短歌

2011-0516-man0219
万葉短歌0219 そら数ふ0186

そら数ふ 大津の子らが 逢ひし日に
おほに見しくは 今ぞ悔しき  柿本人麻呂

万葉短歌0219 Shu1484 2011-0516-man0219

□そらかぞふ おほつのこらが あひしひに
 おほにみしくは いまぞくやしき
○柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=第30歌参照。


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