万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4363 難波津に4038

2022年05月18日 | 万葉短歌

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万葉短歌4363 難波津に4038

難波津に 御船下ろ据ゑ 八十楫貫き
今は漕ぎぬと 妹に告げこそ  若舎人部広足

4038     万葉短歌4363 ShuJ495 2022-0518-man4363

□なにはつに みふねおろすゑ やそかぬき
  いまはこぎぬと いもにつげこそ
○若舎人部広足(わかとねりべの ひろたり)=次歌左注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第71首。
【訓注】難波津(なにはつ=奈尓波都)。八十楫(やそか=夜蘇加)[「櫂(かい)をびっしりと貫きならべて」。ほかに、12-3211、3212八十梶(やそか)、20-4408(長歌)夜蘇加、の3か所]。