万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

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2018年01月30日 | 万葉短歌

2010-1101-man0000
万葉短歌0000 開肇献詠
 
訪ぬれば いづれか見ゆる ことなれば
さまよひ入らむ よろづ葉の森  悠山人
 
0000     万葉短歌0000 ShuA000 2010-1101-man0000
 
たづぬれば いづれかみゆる ことなれば
 さまよひいらむ よろづはのもり
悠山人(ゆうさんじん)。
 
    =万葉短歌 開肇献詠=
 
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万葉短歌2728 近江の海2540

2018年01月30日 | 万葉短歌

2018-0130-man2728
万葉短歌2728 近江の海2540

近江の海 沖つ島山 奥まへて
我が思ふ妹が 言の繁けく  

2540     万葉短歌2728 ShuF361 2018-0130-man2728

あふみのうみ おきつしまやま おくまへて
  あがおもふいもが ことのしげけく

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第110首。男。
【訓注】近江の海(あふみのうみ=淡海之海)[滋賀県琵琶湖]。沖つ島山(おきつしまやま=琵琶湖の沖島)。奥まて(おくまへて=奥間経而)[06-1024奥真経而(おくまへて)、-1025奥真経而]。我が(あが=吾)。


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万葉短歌2727 酢蛾島の2539

2018年01月29日 | 万葉短歌

2018-0129-man2727
万葉短歌2727 酢蛾島の2539

酢蛾島の 夏身の浦に 寄する波
間も置きて 我が思はなくに  

2539     万葉短歌2727 ShuF361 2018-0129-man2727

すがしまの なつみのうらに よするなみ
  あひだもおきて わがおもはなくに

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第109首。女?
【訓注】酢蛾島の夏身の浦(すがしまの なつみのうら=酢蛾島之 夏身乃浦)[三重県鳥羽市菅島海岸?]。我が(わが=吾)。


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万葉短歌2726 風吹かぬ2538

2018年01月28日 | 万葉短歌

2018-0128-man2726
万葉短歌2726 風吹かぬ2538

風吹かぬ 浦に波立ち なき名をも
我れは負へるか 逢ふとはなしに  

2538     万葉短歌2726 ShuF359 2018-0128-man2726

かぜふかぬ うらになみたち なきなをも
  われはおへるか あふとはなしに

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第108首。女。左注に、「一云 女跡念而(をみなと思ひて)」。
【訓注】我れは負へるか(われはおへるか=吾者負香)。


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万葉短歌2725 白真砂2537

2018年01月27日 | 万葉短歌

2018-0127-man2725
万葉短歌2725 白真砂2537

白真砂 御津の埴生の 色に出て
言はなくのみぞ 我が恋ふらくは  

2537     万葉短歌2725 ShuF358 2018-0127-man2725

しろまなご みつのはにふの いろにいでて
  いはなくのみぞ あがこふらくは

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第107首。男。
【訓注】白真砂(しろまなご=白細砂)。御津の埴生の(みつのはにふの=三津之黄土)。我が(あが=我)。


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万葉短歌2724 秋風の2536

2018年01月26日 | 万葉短歌

2018-0126-man2724
万葉短歌2724 秋風の2536

秋風の 千江の浦みの 木屑なす
心は寄りぬ 後は知らねど  

2536     万葉短歌2724 ShuF358 2018-0126-man2724

あきかぜの ちえのうらみの こつみなす
  こころはよりぬ のちはしらねど

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第106首。女。
【訓注】秋風(あきかぜ=冷風)。千江(ちえ)[所在未詳]。木屑(こつみ=木積)。心(こころ)。


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万葉短歌2723 あまたあらぬ2535

2018年01月25日 | 万葉短歌

2018-0125-man2723
万葉短歌2723 あまたあらぬ2535

あまたあらぬ 名をしも惜しみ 埋れ木の
下ゆぞ恋ふる ゆくへ知らずて  

2535     万葉短歌2723 ShuF357 2018-0125-man2723

あまたあらぬ なをしもをしみ うもれぎの
  したゆぞこふる ゆくへしらずて

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第105首。女。
【訓注】あまたあらぬ(数多不有)。ゆくへ知らずて(ゆくへしらずて=去方不知而)。


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万葉短歌2722 我妹子が2534

2018年01月24日 | 万葉短歌

2018-0124-man2722
万葉短歌2722 我妹子が2534

我妹子が 笠のかりての 和射見野に
我れは入りぬと 妹に告げこそ  

2534     万葉短歌2722 ShuF354 2018-0124-man2722

わぎもこが かさのかりての わざみのに
  われはいりぬと いもにつげこそ

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第104首。男。
【訓注】かりて(借手)。和射見野(わざみの)[岐阜県不破郡関ケ原(せきがはら)町。02-0199(長歌)和射見我原乃 行宮尓(わざみがはらの かりみやに)、10-2348和射美能 嶺徃過而(わざみの みねゆきすぎて)]。


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万葉短歌2721 玉藻刈る2533

2018年01月23日 | 万葉短歌

2018-0123-man2721
万葉短歌2721 玉藻刈る2533

玉藻刈る ゐでのしがらみ 薄みかも
恋の淀める 我が心かも  

2533     万葉短歌2721 ShuF353 2018-0123-man2721

たまもかる ゐでのしがらみ うすみかも
  こひのよどめる あがこころかも

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第103首。男?女?
【訓注】ゐでのしがらみ(井堤乃四賀良美)。我が心(あがこころ=吾情)。淀める(よどめる=余杼女留)。


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万葉短歌2720 水鳥の2532

2018年01月22日 | 万葉短歌

2018-0122-man2720
万葉短歌2720 水鳥の2532

水鳥の 鴨の棲む池の 下樋なみ
いぶせき君を 今日見つるかも  

2532     万葉短歌2720 ShuF352 2018-0122-man2720

みづとりの かものすむいけの したびなみ
  いぶせききみを けふみつるかも

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第102首。女。
【訓注】下樋(したび)[「地中に埋め水を通すための管。」 07-1129琴之下樋尓 嬬哉匿有(ことのしたびに つまやこもれる)]。いぶせき君を(いぶせききみを=欝悒君)[下記注]。
【編者注-いぶせし】04-0611欝悒将有(いぶせくあるらむ)、-0769欝有来(いぶせくありけり)、08-1479居者欝悒(をればいぶせみ)、-1568情欝悒(こころいぶせみ)、09-1809(長歌)悒憤時之(いぶせむときの)、10-2263烟寸吾胸(いぶせきあがむね)、11-2720欝悒君、12-2949心欝悒(こころいぶせく)、-2991馬聲蜂音石花蜘■[(偏)虫(旁)厨]荒鹿(いぶせくもあるか)、18-4113(長歌)移夫勢美等(いぶせみと)。


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万葉短歌2719 隠り沼の2531

2018年01月21日 | 万葉短歌

2018-0121-man2719
万葉短歌2719 隠り沼の2531

隠り沼の 下に恋ふれば 飽き足らず
人に語りつ 忌むべきものを  

2531     万葉短歌2719 ShuF351 2018-0121-man2719

こもりぬの したにこふれば あきたらず
  ひとにかたりつ いむべきものを

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第101首。女。
【訓注】隠り沼(こもりぬ=隠沼)。語りつ(かたりつ=語都)。忌むべきもの(いむべきもの=可忌物)。


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万葉短歌2718 高山の2530

2018年01月20日 | 万葉短歌

2018-0120-man2718
万葉短歌2718 高山の2530

高山の 岩もとたぎち 行く水の
音には立てじ 恋ひて死ぬとも  

2530     万葉短歌2718 ShuF347 2018-0120-man2718

たかやまの いはもとたぎち ゆくみづの
  おとにはたてじ こひてしぬとも

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第100首。女。
【訓注】岩もとたぎち(いはもとたぎち=石本滝千)。行く水(ゆくみづ=逝水)。恋ひて死ぬとも(こひてしぬとも=恋而雖死)。


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万葉短歌2717 朝東風に2529

2018年01月19日 | 万葉短歌

2018-0119-man2717
万葉短歌2717 朝東風に2529

朝東風に ゐで越す波の 外目にも
逢はぬものゆゑ 滝もとどろに  

2529     万葉短歌2717 ShuF347 2018-0119-man2717

あさごちに ゐでこすなみの よそめにも
  あはぬものゆゑ たきもとどろに

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第99首。女?
【訓注】朝東風(あさごち)[10-2125朝東(あさごちの)、17-4017東風(あゆのかぜ)]。ゐで(井堤)[07-1108井提(ゐで)、10-1823朝井代尓(あさゐでに)、11-2717井堤、-2721井堤乃四賀良美(ゐでのしがらみ)、14-3414夜左可能為提尓(やさかのゐでに)]。外目(よそめ=世染)。とどろに(響動二)[下記注]。
【編者注-とどろに】04-600礒毛動尓(いそもとどろに)、06-0949宮動々尓(みやもとどろに)、-1050(長歌)山裳動響尓(やまもとどろに)、-1064宮毛動響二(みやもとどろに)、11-2717滝毛響動二(たきもとどろに)、-2805音杼侶毛(おとどろも)、-2840滝毛動響二(たきもとどろに)、13-3232(長歌)滝動々(たきもとどろに)、-3233滝動々、14-3385奈美毛登杼呂尓(なみもとどろに)、-3392伊波毛等杼呂尓(いはもとどろに)、15-3617多伎毛登杼呂尓(たきもとどろに)、18-4110佐刀毛等騰呂尓(さともとどろに)。


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万葉短歌2716 高山ゆ2528

2018年01月18日 | 万葉短歌

2018-0118-man2716
万葉短歌2716 高山ゆ2528

高山ゆ 出で来る水の 岩に触れ
砕けてぞ思ふ 妹に逢はぬ夜は  

2528     万葉短歌2716 ShuF347 2018-0118-man2716

たかやまゆ いでくるみづの いはにふれ
  くだけてぞおもふ いもにあはぬよは

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第98首。男。
【訓注】砕けてぞ思ふ(くだけてぞおもふ=破衣念)[04-0720村肝之 情摧而(むらきもの こころくだけて)、09-1792(長歌)心摧而(こころくだけて)、10-2308於石触 君之摧 情者不持(いはにふれ きみがくだかむ こころはもたじ)、12-2894我匈者 破而摧而(あがむねは われてくだけて)、16-3811(長歌)村肝乃 心砕而(むらきもの こころくだけて)]。


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万葉短歌2715 神なびの2527

2018年01月17日 | 万葉短歌

2018-0117-man2715
万葉短歌2715 神なびの2527

神なびの 打回の崎の 岩淵の
隠りてのみや 我が恋ひ居らむ  

2527     万葉短歌2715 ShuF347 2018-0117-man2715

かむなびの うちみのさきの いはぶちの
  こもりてのみや あがこひをらむ

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第97首。男?女?
【訓注】神なびの(かむなびの=神名火)[「明日香村橘寺南東のミハ山か」]。打回の崎(うちみのさき=打回前)[明日香川?]。我が(あが=吾)。


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