万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

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2015年12月30日 | 万葉短歌

2010-1101-man0000
万葉短歌0000 開肇献詠
 
訪ぬれば いづれか見ゆる ことなれば
さまよひ入らむ よろづ葉の森  悠山人
 
0000     万葉短歌0000 ShuA000 2010-1101-man0000
 
たづぬれば いづれかみゆる ことなれば
 さまよひいらむ よろづはのもり
悠山人(ゆうさんじん)。
 
    =万葉短歌 開肇献詠=
 
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万葉短歌1977 聞きつやと1810

2015年12月30日 | 万葉短歌

2015-1230-man1977
万葉短歌1977 聞きつやと1810

聞きつやと 君が問はせる ほととぎす
しののに濡れて こゆ鳴き渡る  

1810     万葉短歌1977 ShuE393 2015-1230-man1977

ききつやと きみがとはせる ほととぎす
 しののにぬれて こゆなきわたる
=未詳。
【編者注】「問答(もんだふ)」の答歌(男歌)。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第41首。
【編者注-しののにぬれて】雨・霧にびっしょり濡れて。集中2か所、既出併照、10-1831。
【原文】10-1977  聞津八跡 君之問世流 霍公鳥 小竹野尓所沾而 従此鳴綿類


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万葉短歌1976 卯の花の1809

2015年12月29日 | 万葉短歌

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万葉短歌1976 卯の花の1809

卯の花の 咲き散る岡ゆ ほととぎす
鳴きてさ渡る 君は聞きつや  

1809     万葉短歌1976 ShuE393 2015-1229-man1976

うのはなの さきちるをかゆ ほととぎす
 なきてさわたる きみはききつや
=未詳。
【編者注】題詞は、「問答(もんだふ)」、その問歌(男歌)。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第40首。
【訓注】卯の花(うのはな=宇能花)。咲き散る岡ゆ(さきちるをかゆ=咲落岳従)。ほととぎす(霍公鳥)。さ渡る(さわたる=沙渡)。君は聞きつや(きみはききつや=公者聞津八)。


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万葉短歌1975 時ならず1808

2015年12月28日 | 万葉短歌

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万葉短歌1975 時ならず1808

時ならず 玉をぞ貫ける 卯の花の
五月を待たば 久しくあるべみ  

1808     万葉短歌1975 ShuE390 2015-1228-man1975

ときならず たまをぞぬける うのはなの
 さつきをまたば ひさしくあるべみ
=未詳。
【編者注】「詠花」(1966~1975)の第10首。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第39首。
【訓注】時ならず(ときならず=不時)。貫ける(ぬける=連有)。卯の花(うのはな=宇能花)。五月(さつき=五月)。久しくあるべみ(ひさしくあるべみ=可久有)。


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万葉短歌1974 春日野の1807

2015年12月27日 | 万葉短歌

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万葉短歌1974 春日野の1807

春日野の 藤は散りにて 何をかも
み狩の人の 折りてかざさむ  

1807     万葉短歌1974 ShuE390 2015-1227-man1974

かすがのの ふぢはちりにて なにをかも
 みかりのひとの をりてかざさむ
=未詳。
【編者注】「詠花」(1966~1975)の第9首。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第38首。
【訓注】春日野(かすがの=春日野)[奈良市春日大社辺]。み狩のひと(みかりのひと=御狩人)[五月五日薬狩の官人]。


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万葉短歌1973 我妹子に1806

2015年12月26日 | 万葉短歌

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万葉短歌1973 我妹子に1806

我妹子に 楝の花は 散り過ぎず
今咲けるごと ありこせぬかも  

1806     万葉短歌1973 ShuE390 2015-1226-man1973

わぎもこに あふちのはなは ちりすぎず
 いまさけるごと ありこせぬかも
=未詳。
【編者注】「詠花」(1966~1975)の第8首。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第37首。
【訓注】我妹子(わぎもこ=我妹子)。楝の花(あふちのはな=相市乃花)[下記注]。
【編者注-あふち】あふち(楝)は栴檀。対応原文の出現個所は、05-0798阿布知乃波那、10-1973相市乃花、17-3910安布知、-3913安不知。


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万葉短歌1972 野辺見れば1805

2015年12月25日 | 万葉短歌

2015-1225-man1972
万葉短歌1972 野辺見れば1805

野辺見れば なでしこの花 咲きにけり
我が待つ秋は 近づくらしも  

1805     万葉短歌1972 ShuE390 2015-1225-man1972

のへみれば なでしこのはな さきにけり
 あがまつあきは ちかづくらしも
=未詳。
【編者注】「詠花」(1966~1975)の第7首。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第36首。
【訓注】野辺(のへ=野辺)。なでしこの花(なでしこのはな=瞿麦之花)。我が待つ秋(あがまつあき=吾待秋)。


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万葉短歌1971 雨間あけて1804

2015年12月24日 | 万葉短歌

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万葉短歌1971 雨間あけて1804

雨間あけて 国見もせむを 故郷の
花橘は 散りにけむかも  

1804     万葉短歌1971 ShuE390 2015-1224-man1971

あままあけて くにみもせむを ふるさとの
 はなたちばなは ちりにけむかも
=未詳。
【編者注】「詠花」(1966~1975)の第6首。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第35首。
【訓注】雨間(あまま=雨間)。故郷(ふるさと=故郷)。


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万葉短歌1970 見わたせば1803

2015年12月23日 | 万葉短歌

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万葉短歌1970 見わたせば1803

見わたせば 向ひの野辺の なでしこの
散らまく惜しも 雨な降りそね  

1803     万葉短歌1970 ShuE386 2015-1223-man1970

みわたせば むかひののへの なでしこの
 ちらまくをしも あめなふりそね
=未詳。
【編者注】「詠花」(1966~1975)の第5首。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第34首。
【訓注】なでしこ(石竹)。


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万葉短歌1969 我がやどの1802

2015年12月22日 | 万葉短歌

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万葉短歌1969 我がやどの1802

我がやどの 花橘は 散りにけり
悔しき時に 逢へる君かも  

1802     万葉短歌1969 ShuE386 2015-1222-man1969

わがやどの はなたちばなは ちりにけり
 くやしきときに あへるきみかも
=未詳。
【編者注】「詠花」(1966~1975)の第4首。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第33首。
【訓注】我がやど(わがやど=吾屋前)。散りにけり(ちりにけり=落尓家里)。悔しき時(くやしきとき=悔時)[下記注]。
【編者注-くちをし・くやし】「くちをし」と「くやし」の違い。<「くちをし」は、人や物事の事情で自分の望ましい事態が達せられない時。不本意なうらめしさがある。「くやし」は自分に原因・理由がある時。反省したり、ああすればよかったと後悔する内省がある。>(三省堂『詳説古語辞典』)


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万葉短歌1968 ほととぎす1801

2015年12月21日 | 万葉短歌

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万葉短歌1968 ほととぎす1801

ほととぎす 来鳴き響もす 橘の
花散る庭を 見む人や誰れ  

1801     万葉短歌1968 ShuE386 2015-1221-man1968

ほととぎす きなきとよもす たちばなの
 はなちるにはを みむひとやたれ
=未詳。
【編者注】「詠花」(1966~1975)の第3首。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第32首。
【訓注】ほととぎす(霍公鳥)。響もす(とよもす=響)。誰れ(たれ=孰)。


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万葉短歌1967 かぐはしき1800

2015年12月20日 | 万葉短歌

2015-1220-man1967
万葉短歌1967 かぐはしき1800

かぐはしき 花橘を 玉に貫き
贈らむ妹は みつれてもあるか  

1800     万葉短歌1967 ShuE386 2015-1220-man1967

かぐはしき はなたちばなを たまにぬき
 おくらむいもは みつれてもあるか
=未詳。
【編者注】「詠花」(1966~1975)の第2首。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第31首。
【訓注】かぐはしき(香細寸)。みつれてもあるか(三社而毛有香)[04-0719三礼二見津礼]。


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万葉短歌1966 風に散る1799

2015年12月19日 | 万葉短歌

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万葉短歌1966 風に散る1799

風に散る 花橘を 袖に受けて
君がみ跡と 偲ひつるかも  

1799     万葉短歌1966 ShuE386 2015-1219-man1966

かぜにちる はなたちばなを そでにうけて
 きみがみあとと しのひつるかも
=未詳。
【編者注】題詞は「詠花」(1966~1975)、その第1首。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第30首。
【訓注】君がみ跡と(きみがみあとと=為君御跡)。偲ひつるかも(しのひつるかも=思鶴鴨)。


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万葉短歌1965 思ふ子が1798

2015年12月18日 | 万葉短歌

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万葉短歌1965 思ふ子が1798

思ふ子が 衣摺らむに にほひこそ
島の榛原 秋立たずとも  

1798     万葉短歌1965 ShuE385 2015-1218-man1965

おもふこが ころもすらむに にほひこそ
 しまのはりはら あきたたずとも
=未詳。
【編者注】題詞は「詠榛」。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第29首。
【訓注】衣(ころも=衣)。にほひこそ(尓保比与)[<「にほふ」は赤い色が照り映える意だが、ここは葉が色づく意。>(依拠本) 01-0057仁保布榛原]。島(しま=島)[奈良県高市郡明日香村島庄(しましょう)?]。


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万葉短歌1964 黙もあらむ1797

2015年12月17日 | 万葉短歌

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万葉短歌1964 黙もあらむ1797

黙もあらむ 時も鳴かなむ ひぐらしの
物思ふ時に 鳴きつつもとな  

1797     万葉短歌1964 ShuE384 2015-1217-man1964

もだもあらむ ときもなかなむ ひぐらしの
 ものもふときに なきつつもとな
=未詳。
【編者注】題詞は「詠蝉」。「夏雑歌(10-1937~1978、四十二首)」の第28首。
【訓注】黙も(もだも=黙然毛)[下記注]。ひぐらし(日晩)[下記注]。物思ふ(ものもふ=物念)。もとな(本名)。
【編者注-もだ】対応原文はいずれも「黙然」で、出現は、03-0350、04-0453(長歌)、07-1258、10-1964、-2293、12-2899、13-3304。
【編者注-ひぐらし】対応原文の出現は、08-1479日晩、10-1964日晩、-1982日倉足、-2157日晩之、-2231日晩、15-3589比具良之、-3620比具良之、-3655日具良之、17-3951日晩。


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