万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4355 外にのみ4031

2022年05月11日 | 万葉短歌

2022-0511-man4355
万葉短歌4355 外にのみ4031

外にのみ 見てや渡らも 難波潟
雲居に見ゆる 島ならなくに  丈部山代

4031     万葉短歌4355 ShuJ472 2022-0511-man4355

□よそにのみ みてやわたらも なにはがた
  くもゐにみゆる しまならなくに
○丈部山代(はせつかべの やましろ)=左注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第63首。左注に、「右一首武射郡上丁丈部山代」。4359歌第二左注<十三首>の第9首。
【訓注】外(よそ=余曽)。渡らも(わたらも=和多良毛)[「<渡らむ」の東国形」]。難波潟(なにはがた=奈尓波我多)。雲居(くもゐ=久毛為)。