万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

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2015年07月30日 | 万葉短歌

2010-1101-man0000
万葉短歌0000 開肇献詠
 
訪ぬれば いづれか見ゆる ことなれば
さまよひ入らむ よろづ葉の森  悠山人
 
0000     万葉短歌0000 ShuA000 2010-1101-man0000
 
たづぬれば いづれかみゆる ことなれば
 さまよひいらむ よろづはのもり
悠山人(ゆうさんじん)。
 
    =万葉短歌 開肇献詠=
 
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万葉短歌1824 冬こもり1660

2015年07月30日 | 万葉短歌

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万葉短歌1824 冬こもり1660

冬こもり 春さり来れば あしひきの
山にも野にも うぐひす鳴くも  

1660     万葉短歌1824 ShuE265 2015-0730-man1824

ふゆこもり はるさりくれば あしひきの
 やまにものにも うぐひすなくも

=未詳。
【編者注】「詠鳥」(1819~1831、13首)の第6首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第13首。
【訓注】こもり(隠)。あしひきの(足比木之)。山にも野にも(やまにものにも=山二文野二文)。うぐひす鳴くも(うぐひすなくも=鸎鳴裳)。


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万葉短歌1823 朝ゐでに1659

2015年07月29日 | 万葉短歌

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万葉短歌1823 朝ゐでに1659

朝ゐでに 来鳴く貌鳥 汝れだにも
君に恋ふれや 時終へず鳴く  

1659     万葉短歌1823 ShuE261 2015-0729-man1823

あさゐでに きなくかほどり なれだにも
 きみにこふれや ときをへずなく

=未詳。
【編者注】「詠鳥」(1819~1831、13首)の第5首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第12首。
【訓注】朝ゐで(あさゐで=朝井代)[井堰]。貌鳥(かほどり=杲鳥)[下記注]。
【依拠本注-貌鳥】未詳。「かほ」は鳴き声を写したもので、郭公という。カッコウのコに注目した呼び名が「呼子鳥」でカに注目した呼び名が「貌鳥」なのであろう。


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万葉短歌1822 我が背子を1658

2015年07月28日 | 万葉短歌

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万葉短歌1822 我が背子を1658

我が背子を 莫越の山の 呼子鳥
君呼び返せ 夜の更けぬとに  

1658     万葉短歌1822 ShuE261 2015-0728-man1822

わがせこを なこしのやまの よぶこどり
 きみよびかへせ よのふけぬとに

=未詳。
【編者注】「詠鳥」(1819~1831、13首)の第4首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第11首。
【訓注】我が背子(わがせこ=吾瀬子)。莫越の山(なこしのやま=莫越山)[未詳]。呼子鳥(よぶこどり=喚子鳥)。君呼び返せ(きみよびかへせ=君喚変瀬)。夜の更けぬ(よのふけぬ=夜之不深)。


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万葉短歌1821 春霞1657

2015年07月27日 | 万葉短歌

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万葉短歌1821 春霞1657

春霞 流るるなへに 青柳の
枝くひ持ちて うぐひす鳴くも  

1657     万葉短歌1821 ShuE261 2015-0727-man1821

はるかすみ ながるるなへに あをやぎの
 えだくひもちて うぐひすなくも

=未詳。
【編者注】「詠鳥」(1819~1831、13首)の第3首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第10首。
【訓注】咲ける岡辺(さけるをかへ=開有岳辺)。乏しくも(ともしくも=乏毛)。うぐひすの声(うぐひすのこゑ=鸎之音)。


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万葉短歌1820 梅の花1656

2015年07月26日 | 万葉短歌

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万葉短歌1820 梅の花1656

梅の花 咲ける岡辺に 家居れば
乏しくもあらず うぐひすの声  

1656     万葉短歌1820 ShuE261 2015-0726-man1820

うめのはな さけるをかへに いへをれば
 ともしくもあらず うぐひすのこゑ

=未詳。
【編者注】「詠鳥」(1819~1831、13首)の第2首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第9首。
【訓注】咲ける岡辺(さけるをかへ=開有岳辺)。乏しくも(ともしくも=乏毛)。うぐひすの声(うぐひすのこゑ=鸎之音)。


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万葉短歌1819 うち靡く1655

2015年07月25日 | 万葉短歌

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万葉短歌1819 うち靡く1655

うち靡く 春立ちぬらし 我が門の
柳の末に うぐひす鳴きつ  

1655     万葉短歌1819 ShuE261 2015-0725-man1819

うちなびく はるたちぬらし わがかどの
 やなぎのうれに うぐひすなきつ

=未詳。
【編者注】題詞は「詠鳥」(1819~1831、13首)、その第1首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第8首。
【訓注】うち靡く(うちなびく=打霏)。我が門(わがかど=吾門)。末(うれ=宇礼)。うぐひす(鸎)。


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万葉短歌1818 子らが名に1654

2015年07月24日 | 万葉短歌

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万葉短歌1818 子らが名に1654

子らが名に 懸けのよろしき 朝妻の
片山崖に 霞たなびく  柿本人麻呂

1654     万葉短歌1818 ShuE250 2015-0724-man1818

こらがなに かけのよろしき あさづまに
 かたやまきしに かすみたなびく

柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文は無記名、左注に「右柿本朝臣人麻呂歌集出」。01-0030歌参照。
【編者注】「春雑歌」(巻頭7首)の第7首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第7首。
【訓注】片山崖(かたやまきし=片山木之)。霞たなびく(かすみたなびく=霞多奈引)[下記注]。
【編者注-かすみたなびく】原文表記は、06-0948霞田名引、08-1439霞多奈婢久、10-1812霞霏霺、-1814霞霏霺、-1815霞霏霺、-1816霞霏霺、-1817霞霏霺、-1818霞多奈引、-1844霞軽引、-1845霞棚引、13-221霞多奈妣久(長歌)、20-4434可須美多奈妣久、-4492霞多奈婢久。


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万葉短歌1817 今朝行きて1653

2015年07月23日 | 万葉短歌

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万葉短歌1817 今朝行きて1653

今朝行きて 明日には来ねと 言ひし子か
朝妻山に 霞たなびく  柿本人麻呂

1653     万葉短歌1817 ShuE250 2015-0723-man1817

けさゆきて あすにはこねと いひしこか
 あさづまやまに かすみたなびく

柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文は無記名、10-1818歌左注に拠る。01-0030歌参照。
【編者注】「春雑歌」(巻頭7首)の第6首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第6首。
【訓注】明日(あす)[今夜。09-1762明日之夕(よひ)、10-2066明日]。朝妻山(あさづまやま=旦妻山)[奈良県御所市朝妻]。霞たなびく(かすみたなびく=霞霏霺)。


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万葉短歌1816 玉かぎる1652

2015年07月22日 | 万葉短歌

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万葉短歌1816 玉かぎる1652

玉かぎる 夕さり来れば さつ人の
弓月が岳に 霞たなびく  柿本人麻呂

1652     万葉短歌1816 ShuE250 2015-0722-man1816

たまかぎる ゆふさりくれば さつひとの
 ゆつきがたけに かすみたなびく

柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文は無記名、10-1818歌左注に拠る。01-0030歌参照。
【編者注】「春雑歌」(巻頭7首)の第5首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第5首。
【訓注】玉かぎる(たまかぎる=玉蜻)[下記注]。夕さり来れば(ゆふさりくれば=夕去来者)。さつ人(さつひと=佐豆人)[猟人]。弓月が岳(ゆつきがたけ=弓月我高)。霞たなびく(かすみたなびく=霞霏霺)。
【編者注-たまかぎる】原文表記は、玉限(01-0045、11-2509、13-3250)、玉蜻(02-0207長歌、10-1816、-2311、11-2700、12-3085)、玉蜻蜒(08-1526)。


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万葉短歌1815 子らが手を1651

2015年07月21日 | 万葉短歌

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万葉短歌1815 子らが手を1651

子らが手を 巻向山に 春されば
木の葉しのぎて 霞たなびく  柿本人麻呂

1651     万葉短歌1815 ShuE250 2015-0721-man1815

こらがてを まくむくやまに はるされば
 このはしのぎて かすみたなびく

柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文は無記名、10-1818歌左注に拠る。01-0030歌参照。
【編者注】「春雑歌」(巻頭7首)の第4首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第4首。
【訓注】春されば(はるされば=春去者)。木の葉しのぎて(このはしのぎて=木葉凌而)。霞たなびく(かすみたなびく=霞霏霺)。


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万葉短歌1814 いにしへの1650

2015年07月20日 | 万葉短歌

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万葉短歌1814 いにしへの1650

いにしへの 人の植ゑけむ 杉が枝に
霞たなびく 春は来ぬらし  柿本人麻呂

1650     万葉短歌1814 ShuE250 2015-0720-man1814

いにしへの ひとのうゑけむ すぎがえに
 かすみたなびく はるはきぬらし

柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文は無記名、10-1818歌左注に拠る。01-0030歌参照。
【編者注】「春雑歌」(巻頭7首)の第3首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第3首。
【訓注】いにしへの(古)。杉が枝に(すぎがえに=杉枝)。霞たなびく(かすみたなびく=霞霏霺)。春は来ぬらし(はるはきぬらし=春者来良之)。


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万葉短歌1813 巻向の1649

2015年07月19日 | 万葉短歌

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万葉短歌1813 巻向の1649

巻向の 桧原に立てる 春霞
おほにし思はば なづみ来めやも  柿本人麻呂

1649     万葉短歌1813 ShuE250 2015-0719-man1813

まきむくの ひはらにたてる はるかすみ
 おほにしおもはば なづみこめやも

柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文は無記名、10-1818歌左注に拠る。01-0030歌参照。
【編者注】「春雑歌」(巻頭7首)の第2首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第2首。
【訓注】巻向(まきむく)[奈良県桜井市三輪山麓]。おほに(欝)[02-0217(長歌)髣髴、04-0559欝]。なづみ(名積)[02-0210(長歌)]。


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万葉短歌1812 ひさかたの1648

2015年07月18日 | 万葉短歌

-- 巻十 春雑歌・春相聞・夏雑歌・夏相聞・秋雑歌・秋相聞・冬雑歌・冬相聞 --
(10-1812 ~ 10-2350)

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万葉短歌1812 ひさかたの1648

ひさかたの 天の香具山 この夕へ
霞たなびく 春立つらしも  柿本人麻呂

1648     万葉短歌1812 ShuE250 2015-0718-man1812

ひさかたの あめのかぐやま このゆふへ
 かすみたなびく はるたつらしも

柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文は無記名、10-1818歌左注に拠る。01-0030歌参照。
【編者注】題詞は「春雑歌」(巻頭7首)、その第1首。「春雑歌(10-1812~1889 七十八首)」の第1首。
【訓注】ひさかたの(久方之)。天の香具山(あめのかぐやま=天芳山)[大和国三山の一つ]。霞たなびく(かすみたなびく=霞霏霺)[09-1706歌注]。


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万葉短歌1811 墓の上の1647

2015年07月17日 | 万葉短歌

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万葉短歌1811 墓の上の1647

墓の上の 木の枝靡けり 聞きしごと
茅渟壮士にし 寄りにけらしも  高橋虫麻呂

1647     万葉短歌1811 ShuE240 2015-0717-man1811

はかのうへの このえなびけり ききしごと
 ちぬをとこにし よりにけらしも

高橋虫麻呂(たかはしの むしまろ)=原文は無記名。左注に、「右五首高橋連虫麻呂之歌集中出」。06-0972歌参照。
【編者注】「反歌」第二。「挽歌(09-1795~1811 十七首)」の第17首。
【訓注】木の枝(このえ=木枝)。茅渟壮士(ちぬをとこ=陳務壮士)。

-- 巻九 雑歌・相聞・挽歌 終 --


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