万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4345 我妹子と4021

2022年05月01日 | 万葉短歌

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万葉短歌4345 我妹子と4021

我妹子と ふたり我が見し うち寄する
駿河の嶺らは 恋しくめあるか  春日部麻呂

4021     万葉短歌4345 ShuJ459 2022-0501-man4345

□わぎめこと ふたりわがみし うちえする
 するがのねらは くふしくめあるか
○春日部麻呂(かすがべの まろ)=左注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第53首。4346歌第二左注<十首>の第9首。左注に、「右一首春日部麻呂」。
【訓注】駿河の嶺ら(するがのねら=須流河乃祢良)[「富士山をさすのであろう。<ら>は語調を整える接尾語」。駿河国は、静岡県中央部]。[以下、すべて訛り。順に、わぎもこ・よする・こひしくもあるか]我妹子(わぎめこ=和伎米故)・寄する(えする=江須流)・恋しくめあるか(くふしくめあるか=苦不志久米阿流可)。

【2022年05月01日】2010年11月01日開設から 4198日
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