万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

休載期間

2017年12月30日 | 万葉短歌

2010-1101-man0000
万葉短歌0000 開肇献詠
 
訪ぬれば いづれか見ゆる ことなれば
さまよひ入らむ よろづ葉の森  悠山人
 
0000     万葉短歌0000 ShuA000 2010-1101-man0000
 
たづぬれば いづれかみゆる ことなれば
 さまよひいらむ よろづはのもり
悠山人(ゆうさんじん)。
 
    =万葉短歌 開肇献詠=
 
【アクセス数】2017年12月31日現在(2010年11月01開設から 2,***日)
順位:5,***位 / 2,785,870ブログ中
 トータル閲覧数    549*** PV
 トータル訪問者数 162*** IP


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2698 行きて見て2510

2017年12月30日 | 万葉短歌

2017-1230-man2698
万葉短歌2698 行きて見て2510

行きて見て 来れば恋しき 朝香潟
山越しに置きて 寐寝かてぬかも  

2510     万葉短歌2698 ShuF333 2017-1230-man2698

ゆきてみて くればこひしき あさかがた
 やまごしにおきて いねかてぬかも

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第80首。男。
【訓注】朝香潟(あさかがた)[「大阪南部から堺市にかけて浅香の名が残る。その一帯か。」 下記注]。寐寝(いね=宿)。
【編者注-浅香】奈良期~戦国期に見える地名。摂津国住吉郡のうち浅鹿・朝香とも書いた。…現在の堺市の浅香山町・東浅香山町・北花田町・大豆塚(まめづか)町・常磐町などの一帯に比定される。(『角川地名大辞典』)


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2697 妹が名も2509

2017年12月29日 | 万葉短歌

2017-1229-man2697
万葉短歌2697 妹が名も2509

妹が名も 我が名も立たば 惜しみこそ
富士の高嶺の 燃えつつわたれ  

2509     万葉短歌2697 ShuF330 2017-1229-man2697

いもがなも わがなもたたば をしみこそ
 ふじのたかねの もえつつわたれ

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第79首。男。左注に或歌(後記、女)。
【原文】11-2697  妹之名毛 吾名毛立者 惜社 布仕能高嶺之 燎乍渡  作者未詳
     或歌曰  君名毛 妾名毛立者 惜己曽 不尽乃高山之 燎乍毛居  作者未詳
 (或歌訓=君が名も 我[わ]が名も立たば 惜しみこそ 富士の高嶺の 燃えつつも居[を]れ)


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2696 荒熊の2508

2017年12月28日 | 万葉短歌

2017-1228-man2696
万葉短歌2696 荒熊の2508

荒熊の 棲むといふ山の 師歯迫山
責めて問ふとも 汝が名は告らじ  

2508     万葉短歌2696 ShuF330 2017-1228-man2696

あらくまの すむといふやまの しはせやま
 せめてとふとも ながなはのらじ

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第78首。女。
【訓注】荒熊(あらくま)。棲むといふ(すむといふ=住云)。師歯迫山(しはせやま)[所在未詳。一説に駿河国愛鷹山]。


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2695 我妹子に2507

2017年12月27日 | 万葉短歌

2017-1227-man2695
万葉短歌2695 我妹子に2507

我妹子に 逢ふよしをなみ 駿河なる
富士の高嶺の 燃えつつかあらむ  

2507     万葉短歌2695 ShuF330 2017-1227-man2695

わぎもこに あふよしをなみ するがなる
 ふじのたかねの もえつつかあらむ

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第77首。男。
【依拠本注-不尽乃高嶺】記録の上では、富士山の降灰は天応元年(781)が初出。
【編者注-駿河】するが。題詞を除く出現は、03-0284駿河奈流(…なる)、03-0317(長歌)駿河有(…なる)、-0319(長歌)駿河能国与(…のくにと)、駿河有 不尽能高峯者(…なる ふじのたかねは)[2か所]、11-2695駿河有 不尽乃高嶺之(…なる ふじのたかねの)、14-3359駿河能宇美(…のうみ)、など。
【原文】11-2695  吾妹子尓 相縁乎無 駿河有 不尽乃高嶺之 焼管香将有  作者未詳


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2694 あしひきの2506

2017年12月26日 | 万葉短歌

2017-1226-man2694
万葉短歌2694 あしひきの2506

あしひきの 山鳥の尾の 一峰越え
一目見し子に 恋ふべきものか  

2506     万葉短歌2694 ShuF330 2017-1226-man2694

あしひきの やまどりのをの ひとをこえ
 ひとめみしこに こふべきものか

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第76首。男。
【訓注】あしひきの(足日木之)。一峰(ひとを=一峯)。子(こ=児)。もの(鬼)[「物の怪のモノに同じ。」 04-0547縁西鬼尾(よりにしものを)、-0664言義之鬼尾(いひてしものを)、など]。


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2693 かくばかり2505

2017年12月25日 | 万葉短歌

2017-1225-man2693
万葉短歌2693 かくばかり2505

かくばかり 恋ひつつあらずは 朝に日に
妹が踏むらむ 地にあらましを  

2505     万葉短歌2693 ShuF329 2017-1225-man2693

かくばかり こひつつあらずは あさにけに
 いもがふむらむ つちにあらましを

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第75首。男。
【訓注】かくばかり(如是許)。朝に日に(あさにけに=朝尓日尓)。地(つち)。


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2692 夕凝りの2504

2017年12月24日 | 万葉短歌

2017-1224-man2692
万葉短歌2692 夕凝りの2504

夕凝りの 霜置きにけり 朝戸出に
いたくし踏みて 人に知らゆな  

2504     万葉短歌2692 ShuF328 2017-1224-man2692

ゆふこりの しもおきにけり あさとでに
 いたくしふみて ひとにしらゆな

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第74首。女。
【訓注】夕凝りの(ゆふこりの=夕凝)[「夕方のうちから早々と凝り結んだ、の意。ほかに例がない。」] 朝戸出(あさとで)[10-1925朝戸出乃 君之儀乎(…の きみがすがたを)11-2357朝戸出 公足結乎(…の きみがあゆひを)、-2692朝戸出尓(…に)]。いたくし(甚)。人に知らゆな(ひとにしらゆな=人尓所知名)[下記注]。
【編者注-ひとにしらゆな】04-0688人二所知名、07-1299人所知勿、10-2267於人所知名、11-2692人尓所知名、-2762人尓所知名、16-3873人尓所知名。


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2691 かにかくに2503

2017年12月23日 | 万葉短歌

2017-1223-man2691
万葉短歌2691 かにかくに2503

かにかくに 物は思はじ 朝露の
我が身ひとつは 君がまにまに  

2503     万葉短歌2691 ShuF324 2017-1223-man2691

かにかくに ものはおもはじ あさつゆの
 あがみひとつは きみがまにまに

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第73首。女。
【訓注】かにかくに[04-0619(長歌)云云、-0737云云、05-0800(長歌)可尓迦久尓、-0897(長歌)可尓可久尓、07-1298干各、11-2648云云、-2691云云]。
【原文】11-2691  云云 物者不念 朝露之 吾身一者 君之随意  作者未詳


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2690 白栲の2502

2017年12月22日 | 万葉短歌

2017-1222-man2690
万葉短歌2690 白栲の2502

白栲の 我が衣手に 露は置きて
妹は逢はなく たゆたひにして  

2502     万葉短歌2690 ShuF324 2017-1222-man2690

しろたへの わがころもでに つゆはおきて
 いもはあはなく たゆたひにして

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第72首。男。
【訓注】白栲の(しろたへの=白細布乃)。我が衣手に(わがころもでに=吾袖尓)。たゆたひにして(猶預四手)[02-0122絶多日二(たゆたひに)、-0196猶預不定見者(たゆたふみれば)、04-0542絶多比奴良思(たゆたひぬらし)、-0713情多由多比(こころたゆたひ)、など]。


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2689 朝露の2501

2017年12月21日 | 万葉短歌

2017-1221-man2689
万葉短歌2689 朝露の2501

朝露の 消やすき我が身 老いぬとも
またをちかへり 君をし待たむ  

2501     万葉短歌2689 ShuF324 2017-1221-man2689

あさつゆの けやすきあがみ おいぬとも
 またをちかへり きみをしまたむ

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第71首。女。
【訓注】をちかへり(若反)[03-0331吾盛 復将変八方(わがさかり またをちめやも)、04-0627変水(をちみづ)、-0628変水、06-1046石綱乃 又変若反(いはつなの またをちかへり)、など]。
【原文】11-2689  朝露之 消安吾身 雖老 又若反 君乎思将待  作者未詳


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2688 待ちかねて2500

2017年12月20日 | 万葉短歌

2017-1220-man2688
万葉短歌2688 待ちかねて2500

待ちかねて 内には入らじ 白栲の
我が衣手に 露は置きぬとも   

2500     万葉短歌2688 ShuF324 2017-1220-man2688

まちかねて うちにはいらじ しろたへの
 わがころもでに つゆはおきぬとも

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第70首。女。
【訓注】待ちかねて(まちかねて=待不得而)。白栲(しろたへ=白細布)。我が衣手(わがころもで=吾袖)。


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2687 桜麻の2499

2017年12月19日 | 万葉短歌

2017-1219-man2687
万葉短歌2687 桜麻の2499

桜麻の 麻生の下草 露しあれば
明かしてい行け 母は知るとも   

2499     万葉短歌2687 ShuF324 2017-1219-man2687

さくらをの をふのしたくさ つゆしあれば
 あかしていゆけ はははしるとも

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第69首。女。
【訓注】桜麻(さくらを)[「未詳。麻の一種か」]。い行け(いゆけ=射去)。


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2686 夕占問ふ2498

2017年12月18日 | 万葉短歌

2017-1218-man2686
万葉短歌2686 夕占問ふ2498

夕占問ふ 我が衣手に 置く露を
君に見せむと 取れば消につつ   

2498     万葉短歌2686 ShuF324 2017-1218-man2686

ゆふけとふ わがころもでに おくしもを
 きみにみせむと とればけにつつ

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第68首。女。
【原文】11-2686  夜占問 吾袖尓 置露乎 於公令視跡 取者消管  作者未詳


この記事をはてなブックマークに追加

万葉短歌2685 妹が門2497

2017年12月17日 | 万葉短歌

2017-1217-man2685
万葉短歌2685 妹が門2497

妹が門 行き過ぎかねつ ひさかたの
雨も降らぬか そをよしにせむ   

2497     万葉短歌2685 ShuF321 2017-1217-man2685

いもがかど ゆきすぎかねつ ひさかたの
 あめもふらぬか そをよしにせむ

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第67首。男。
【訓注】行き過ぎ(ゆきすぎ=去過)。久方の(ひさかたの=久方乃)。降らぬ(ふらぬ=零奴)。そをよしにせむ(其乎因将為)。


この記事をはてなブックマークに追加